ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

柿はアジアの産物

2012-11-25 | ルーマニアのご馳走

 
晩秋のこの時期の私の大好物は「柿」。実家に出入りする植木屋さんから「柿はアジアの産物(=東アジアの固有種)、ヨーロッパでは余り見かけないでしょう?」と教えてもらっていたとおり、欧州諸国ではいざ知らず、ルーマニアでは私の目の届く範囲で見かけることがありませんでした。
 


が、この秋、ついに大型スーパーの店頭に並びました。その名も「kaki」。スペインから輸入。珍しいものなので紹介を兼ねて、実を二つ割りにしたものもディスプレイされていました。手に取りにおいをかぐと、まさに柿。うまく熟しかけているようで、甘く柔らかくなりかけ。
 


通常、果物の類はたいていが量り売り、キロ当たりのお値段を表示してあるので、必要なだけ袋に詰めて買うことが出来ます。でも、この柿はひとつあたりのお値段が表示されています。初めて大型スーパーに登場した柿、みんなどんな反応をするのだろう、とその場に立ち止まって観察。

物珍しそうに手に取り、ひとつだけ買っていく人がちらほら。ひとつあたり日本円にして約50円という価格は、ほかのよく見かける果物からすれば、ちょっと高級品。でも、珍しいし、ルーマニア人の皆さんが一つだけ味見に買っていくのがよくわかります。
 
ワタクシ、マドモワゼルも、ひとつだけ。好物ですが、毎年この時期、実家の庭の柿の木にたくさん生るので、「柿を買う」という習慣が余り無いのです。スペイン産の柿を見て、日本の晩秋の柿を思い出しました。ちょっと里心。


追記:
つい先日、日本語を教えている女子大生から「先生の好きな果物は?」と聞かれて、「今の季節なら柿!」と答えていたところでした。「カキ?」、女子大生に説明するのも難しく、「アジアにしか無い。」と言っていたばかり。「柿」のルーマニア語訳もわからず、困っていたのです。でも、柿はKAKI、何も考える必要なし。試食をするならオーシャン(フランス系スーパー)へ。


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