ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニア語をキャッチ in HONG KONG

2012-02-13 | お出かけ先のナイススポット

(Am întâlnit şapte români în Hong Kong. O familie din Bucureşti, şi cealaltă de la Viena.)
 
欧米人から見れば、日本人・中国人・韓国人などアジア人の区別がつきにくいのと同じく、わたしからみても欧米人の区別はつきにくい~ヨーロッパ圏内のいくつかの国に出かけても、国外からの観光客なのか国内の観光客なのか、区別が出来ません。
 
でも、東アジア人の区別なら、話している言葉で中国語・韓国語・日本語は簡単に区別できます。そして欧米人では、わたしの耳はすでに雑踏の中でもルーマニア語を聞き分けることができるようになっているので、「あ、ルーマニア人だ!」と、言語から判断することができます。
 


そして香港の観光名所、ヴィクトリアピークの展望台でも「あ!ルーマニア語!」。ピークからの眺めに夢中で写真をとっていても、漏れ聞こえてくるルーマニア語をキャッチ。こうなればもう、話しかけるしかないです~♪
 
「こんにちは、ルーマニアから来ましたか?」
ルーマニア人グループ、目を丸くして尋ねてきます~「君はルーマニア語を話すの?」
 
ルーマニア語はその国とわずかに隣国のモルドヴァ共和国で話されているだけの言語、まさか観光の超名所とはいえルーマニア語を話す日本人観光客がいるとは、彼らもびっくり。シンガポール経由で香港に3泊、そしてマレーシアへ足を延ばす予定の2家族総勢7名。ひとつの家族はブカレスト在住、もう一家族はオーストリア在住。ウィーン(Vienna)で合流しての東南アジア旅行とのこと。
 
ルーマニア本国では、緊縮財政に対する市民の抗議デモが頻発しエミール・ボック首相が辞任するなど政治も荒れに荒れ、寒波で凍死者が続出しているけれど、こちらの家族はゆったりと避寒で亜熱帯の東南アジアへ。ルーマニアの中の経済格差、広がるいっぽう・・・。
 
でも、ルーマニア人のフレンドリーさはこちらのご家族にも。「ブカレストに戻ってきたら連絡してね。」と電話番号を教わりました。見知らぬ同士でもすぐに話し込み、メールアドレスや携帯番号を教え合うのがルーマニア人らしいところ。気持ちはホット、それがルーマニア人の良いところ♪
 
 
ルーマニアの雪と寒波の被害:
ブゼウ(BUZAU)・ヴランチャ(VRANCEA)・ブレイラ(BRAILA)・イアロミッツァ(IALOMITA)あたりの積雪はすでに3~4メートル。7万人が孤立し、警察・機動隊・消防隊が救出に向かっています。今日までにすでに70名以上が凍死。ドナウ川も凍りつき・・・。
暖かかった12月、雪が降らないね、と言っていた1月中旬までとうって変わって、この3週間は記録に残る極寒となっています。この自然災害、溶けて流れればまるで何もなかったかのような大地を見せてくれるから、たちが悪いです。

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2年前、観光客でごった返す浅草の雑踏の中でもわたしの耳はルーマニア語をキャッチ、こちらから。


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