ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

たくさんのイリナさん

2012-01-12 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
コンクリートの上の落書き、「LOVE U IRINA」、ここを通るたび、「誰かが私を愛してくれているわ♪」とにっこりほほ笑むイリナさん、きっととても沢山いるはず。
 
というのは、「イリナ」は、ルーマニアではとてもよくある名前。去年のブカレストマラソンを3時間13分で走ったイリナは、イリナ・ダニエラ(超美人ランナー、記事はこちらから)、とミドルネームをお持ち、3時間22分のイリナもイリナ・ラルカとミドルネームあり。ラン仲間からの通称は二人ともイリナ。
 
イリナ・ダニエラ・ラルカ、すべてルーマニア人女性によく使われている名前。こうなると、「イリナと一緒に走るから。」と言っても、誰がどのイリナかさっぱり分からなくなります。マイダーリンは「イリナってどのイリナ?(Cine Irina? ではなく Care Irina?)」といつも聞いてきます。女の子の名前が出れば、ちょっと関心ありあり。
 
お母さんは、「イリナと一緒に出かけます。」というと、「ああ、イリナね。」と打ってでる相槌。たぶん、どのイリナかわかっていないと思うけれど、適当なイリナを思い浮かべて納得しているみたい。説明すれば長くなるだけなので、そそくさと出かけたりして。
 
わたしの電話番号メモも、たくさんの同じ名前、または似たような名前(マリアやマリアナ、アナマリアなど)が並んでくると、ああ、区別をつけるのがややこしい。
 
これに見られるように、ルーマニアでは、聖書や歴史上の人物にちなんだ名前など伝統的な名前が一般的。日本のように現代風な名前がどんどん作られているのではないのです。以前は女の子に「子」をつけた名前が一般的だったけれど、いまや、読み方にも苦労する名前がいっぱい。
 


ルーマニアでいま、赤ちゃんが生まれたとしても、必ずと言っていいほど、伝統的な名前が付けられます。古風な感じもするけれど、風格もあります。昨年10月21日生まれのヴラッドのところの赤ちゃんはStefan Alexandru(ステファン・アレクサンドル)、しっかりしたいい名前。お母さんのダナとともに親子三人で、ルーマニアの三色カラーで決めてくれました♪

関連記事:
ヴラッドはマイダーリンと一緒に日本に遊びに来たことがあります。ラン仲間 兼 警察仲間。
★来日初日の様子はこちらから、写真もあり。

★旅慣れたヴラッドは、飛行機の欠航にも交渉上手、こちらから。

★クルージュ在住なので、近郊にはこんなところも、トゥルジ渓谷

★渓谷のトレッキングはこちらから。

★マラムレシュ2泊3日のドライブ旅行にも連れて行ってくれました、ひとまずこちらから。この頃のダナは婚約者、のち2010年夏にご成婚。

★秘境の森林地帯を、労働者用の蒸気機関車に乗って、こちらから。

★ローカル線ならではの出会いともてなし(?)、こちらから。

★この秘境、観光用列車はもっと手前で折り返すため、ここまで奥にはなかなか足を踏み入れることができません、こちらから。

★ヴラッドの勤務先、クルージュの警察学校に招かれたのはこちらから。ここの教官がヴラッド。

 
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