トリコロールといえばまず思い浮かぶのが、青・白・赤のフランスの国旗、通称トリコロール(仏: tricolore)と言われているほど。本来、トリコロール(英: tricolour、仏: tricolore)は、フランス語で三色という意味。
三色はルーマニア語でも「tricolor」なので、ルーマニアの人たちは自分たちの旗のことを「トレィ・クローリ」」(Trei culori) と呼びます。一番上の写真、フランス国旗の下に描かれているのが、ルーマニア国旗。こうして並べてみると、中央が白、または黄色という違いだけ。
三色の並び方も重要、竿の方(通常は左側)から、青・黄・赤。けれどルーマニアでは「roşu, galben, albastru(ロシュ、ガルベン、アルバストル)」という覚え方が一般的なので、しばしば大人でも国旗の向きを間違えたりします。
国旗を大事にしているマイダーリンでも、あまり気にしていない、という感じですが。(昨年11月、キプロス島のハーフマラソン、記事はこちらから)
ちなみに、赤・白・青が横三分割に並ぶと、オランダの国旗。オランダといえばナショナルカラーはよく知れ渡っていてオレンジ、でも国旗はトリコロール♪
青の色がもう少し淡くなるとルクセンブルグ国旗(上の写真)。昨年6月にハーフマラソンを走りに行きました。
並ぶ順番が変わって、上から白・青・赤と並ぶとロシア国旗。(モスクワマラソンのステージより、ロシアンビューティのフラッグダンス♪、マラソン遠征の記事はひとまずこちらから)
上の写真、左側、上から黒・赤・黄と並ぶと、ドイツ国旗。これが縦三分割にならぶとベルギーの国旗。竿の側の黒色が青に変わるとルーマニア国旗。ああ、ややこしい==。
ヨーロッパの歴史は、大陸にまたがって領土争い、侵略と奪取の争いを繰り返してきたとも言えます。そんななかで自分の国の国旗を、大地に打ちたてて国土を主張してきたりしたので、国の旗はとても大事。国旗を大切に思う文化があります。
おかげで私も、自然に国旗に対する意識が強くなり、たくさんの国旗を覚えつつあります♪(記事中の写真は、フランスTPC大会より。4日間で6レース走るウルトラマラソンで、途中の第4ステージで毎年、参加国の国旗を掲げた子供たちの応援があります。)
Y字分割のトリコロール:
こんな三分割もありました、チェコの国旗、Y字三分割。
ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑