実りの秋、収穫の秋。美味しい乳製品やソーセージ・サラミ・燻製が出回るのもこの時期。市内、ブカレスト6区の味覚市。
それぞれの農家で手作りのものを持ち込み、自分たちが作ったものを自信を持って販売してくれます。
もちろん、どこでも試食オッケー。気に入ったものをその場でお持ち帰りできます。
我が家でもたくさん作っているけれど、大瓶に漬けられたピクルスの類。販売用だから特に色がきれい、というわけではありません。家で漬けても、とても色よく仕上がります。
これもひとつひとつ、手作りの白木製品。田舎で職人さんたちが作っています。大きな木のスプーンはリングラと呼ばれ、彫りや色の装飾をつけたものはルーマニアの代表的なお土産のひとつ。
味覚市といえばイートインコーナー。とろけるように煮込んだ豆料理。鍋にかかっているのが、使い込んだリングラ。シンプルな白木のスプーン、調理用。
大鍋に煮込んだサルマーレ。一口サイズのロールキャベツ。塩で漬け込んで柔らかくしたキャベツの葉を使いますが、小さめに巻くのが時間のかかる手間料理。
器に盛り付けてくれるお母さん、赤いめの民族衣装がよくお似合い。
そしてこのスカート丈が、さらに可愛いです♪テーブルにドンと置かれている黄色のは、できたてのママリガ。柔らかい目に仕上げてサルマーレにぴったり。
アルディ・ユテ(=日本のピり辛シシトウに似ている)を口に含んだこの男性、笑顔です。これもサルマーレに欠かせません。白く漂っているのは、出来たて料理からあがる湯気、鍋を炊く焚き火からの煙。青空の下で、poftă bună(どうぞ召し上がれ)!
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