ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

トレイルレース10戦

2011-08-22 | ルーマニア・ランニング事情

 
早くもそんなキャリアになりました。日本で本格的トレイルレースの経験が全くないままに、ルーマニアでトレイルレースデビュー。山道や岩場を走るそのワイルドさに腰を抜かし、初レースは28キロ地点でリタイア(2008年秋)。とてもしんどかったし、下りは怖かったけれど、雄大な景色と自然の中を走るトレイルをもうちょっと走ってみたいな~と。
  
翌年夏に、さらに難度の高い、全長43.8キロ・高低差3170mの山岳トレイル、オリンポス・マラソン in ギリシャ。距離も高低差も半端じゃないです、でも制限時間10時間で、ルーマニアのラン仲間が親子(息子さん30歳代、お父さん60歳代後半)で完走していると聞いて私もチャレンジ。7時間半余りで駆け抜けました、こちらから(オリンポスはその後、3年連続参加。今年は3度目の正直、年代別1位)。
  


そして、リタイヤレースから1年後、リベンジレースとなるも女子総合9位で完走。このレース、「マラソン・ピアトラ・クライウルイ(MPC、marathon piatra craiului)」は、ロープを伝って下りなければならない急斜面あり、登りでは深く膝まで埋まる草斜面あり、山の上のほうでは脚をとられる小石がごろごろ。



大会名称の「ピアトラ」は、ルーマニア語で「石」、急斜面で自然に石が転がり落ちたりするので、上のほうのランナーは下のほうのランナーに「ピアトラ、ピアトラ!」と声をかけ、注意喚起します。


 

トレイルブームのルーマニア、このほかにもあちこちでレース開催。山間での開催なので、キャンプしながらの参戦は、これまたワイルドで楽しみ♪そんなかんなですでに10戦を経験、いずれも40キロ超の距離。
 


ピアトラ・クライウルイのレースでは、さらに翌年(2010年)には女子総合5位まで順位を上げたけれど、特に走力がアップしたというわけではなく、トレイルに慣れ&コース・プロフィールに慣れ、ペース配分に成功したのです。
 


上り坂に行くと、登坂能力が全く落ちている自分に気づかされます~。
以前の元気なころは軽く走って上がれた坂でも
⇒ちょっと前は、必死になって走って上がった坂でも、
⇒今は、脚が前に出ず&上がらず、歩いてしまいます・・・。
 
そんな感じで登りはすぐに歩きに切り替えてしまうし、下りは怖くて足が進まないことも多いけれど、少しずつトレイルに慣れてきたようす。距離の長いトレイルになればなるほど、ペース配分は重要。登りで脚を使いすぎずに、下りに脚を残す~下りが苦手な私の鉄則。
 
とはいえ、練習でトレイルに取り組むことは今までにほぼなかったこと。今年の夏は3度ほど、30キロほどのトレイルコースに出かけ、7時間前後かかる走り歩き。7時間も普通の道を走ることは出来なくても、山の中だと気分が変わって動けるものです。長距離の練習で、アスファルトの道を歩き始めると「もうこれ以上走れないよ=。」と屈辱感に似たものが現れるけれど、山の登りなら「無理せず歩こう!」と、前向きに。
 


そして、秋のレースのとっかかりはトレイルから。9月3日の「Ciucas Trail Running」(チュカシュ)、ルーマニア国土に「つ」の字型につらなるカルパチア山脈で行われます。距離は42.2キロ、高低差2000m、コース上の最高地点は Varful Ciucas (チュカシュ峰)、1954m。
 


距離は長いけれどコースプロフィールから、トレイル初心者向け、と言われています、サイトはこちら。地図とプロフィール図はここから拝借。



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トレイルブームのルーマニア、レースやコースを紹介したこんなサイトもあります。

ルーマニアでトレイルデビュー、のはずが、リタイアしたときの情けない写真はこちらから。一つめの山頂ですでに座り込んでいます~。

最近ではこんなうれしいことも、こちらから。

記事内の写真はいずれも、昨年のMPCより。例年10月第1土曜日に開催。この日は冷え込み、山頂付近では霜が降りていました。


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