Autumnal 2007 ~ vol.2 ~ 2007-12-31 00:02:27 | 紅茶 <南アジア> MARGARET'S HOPE Oolong DJ-626 ( Leafull ) 茶葉の size こそ小さいものの、文山包種のような形状をしています。 紅茶よりの個性なのかと思いきや、発酵度が低く閩南烏龍に似た風合があります。少し甜味を伴った甘味の余韻が心地好いです。 Special China DJ-622 と対照的な個性をしています。
Autumnal 2007 ~ vol.1 ~ 2007-12-31 00:01:22 | 紅茶 <南アジア> MARGARET'S HOPE Special China DJ-622 ( Leafull ) A/N と言うと、私は MARGARET'S HOPE 農園の image があります。とりわけ Special China は絶対的な安定感があるようにすら思えます。 渋味穏やかで晩秋を想わせる A/N らしい個性をしています。口当たりが非常に滑らかで、ほんのり woody なコクと和やかな甘味が心地好いです。
〆張鶴 Gold 2007-12-31 00:01:05 | お酒 〆張鶴 (しめはりつる) 大吟醸 金ラベル [720ml] (宮尾酒造株式会社) 【アルコール度】 16度 【使用米】 山田錦 100% 【精米歩合】 35% 【製造年月】 平成19年11月8日 約1年ぶりにいただいたのですが、唸ってしまいますね (^^A。いやはや、実に素晴らしいです。 端麗さが持て囃される新潟酒、しかも、35%精米の大吟にあって、basis のしっかりとした米・米麹の旨味を感じさせてくれます。其れでいて引際は美しく、手のひらの上で雪の結晶が溶けていくかのように清冽と fade out していきます。美味い、唯其の一言に尽きるかもしれません。
〆張鶴 しぼりたて 2007-12-31 00:00:30 | お酒 しぼりたて 生原酒 〆張鶴 (しめはりつる) [720ml] (宮尾酒造株式会社) 【日本酒度】 +3 【酸度】 1.7 【アルコール度】 20度 【使用米】 五百万石 【精米歩合】 60% 【製造年月】 平成19年12月18日 例年、しぼりたての新酒の中でもすぐに売り切れちゃう感じなんですが、H19BY で初めて買ってみました♪ アルコール度数こそ高いものの、其のキツさを一切感じさせず、サラリと飲めてしまいます。非常に微かな発泡性があり若々しい個性ながらも、清らかな飲み口で実に素晴らしいです。Performance も良好ですし、人気の理由が窺い知れるような気がいたしますデス (^^A。
〆張鶴 純 2007-12-31 00:00:02 | お酒 純米吟醸 〆張鶴 (しめはりつる) 純 [720ml] (宮尾酒造株式会社) 【アルコール度】 15度 【使用米】 五百万石 100% 【精米歩合】 50% 【製造年月】 平成19年9月19日 Mr. Pu'er さんもお好きな銘柄です♪ 新潟のお酒は 「 端麗辛口 」 と言う貧困な表現でまとめられてしまう事が多いのですが、其れでは表現しきれないのが此の〆張鶴の個性かなと。 冷酒で飲みますと、ウリ系の比較的主張のしっかりした甘味を感じ、心地好く解 (ほど) けていきます。ちょっと邪道な感じもしますが、『 美味しんぼ 第54集 』 でも紹介されている通り、此のお酒はお燗にしても素晴らしいです。甘味の主張が幾分穏やかになり、喉を通過する時のコクに膨らみが生まれます。
魚に合う吟醸酒 2007-12-30 15:36:12 | お酒 車坂 魚に合う吟醸酒 [720ml] (株式会社 吉村秀雄商店) 【アルコール度】 16度以上17度未満 【使用米】 和歌山県産 山田錦 100% 【精米歩合】 58% 【蔵出出荷月】 平成19年12月 きっかけは地元のお鮨屋さんからの提案だそうです。食中酒は数あれど、「 魚に合う 」 と明確に謳っているのは珍しいように思います (^^A。元来、魚介類に合わせる事が出来るのは、日本酒 (清酒) だけだと言うのが私見です。 鉄砲隊、車坂、共に熟成感のある旨味が特徴のお酒だと私は理解しているのですが、此のお酒は静岡の吟醸酒のように余韻を清らかにしてくれるような作用があります。しかしながら、background music のように現われる厳かな旨味要素に此の蔵元さんらしさを感じます。
讃穀讃水 2007-12-30 15:35:52 | お酒 純米吟醸 讃穀讃水 (さんごくさんすい) 無濾過生詰原酒 [720ml] (雪雀酒造株式会社) 【日本酒度】 +4 【酸度】 1.3 【アルコール度】 16度以上17度未満 【使用米】 山田錦 【精米歩合】 50% 【製造年月】 平成19年11月 第25回 曲水の会に於いて、最も評価の高かった1本です。愛媛や高知の蔵元さんの純吟 class ですと、ご当地産の酒米、「 松山三井 」 で醸されているものが多いのですが、此のお酒は 「 山田錦 」 で醸されています。 不思議なことに冷酒より常温くらいにして飲んだ方が栄えるお酒です。冷酒だと若干固い感じがし、やや輪郭がぼやけているような感じがするのですが、常温近くになると味わいが鮮明に感じられます。渋味、甘味、キレの balance が秀逸です。
吟ぎんが 秋上がり純大吟 2007-12-30 15:35:06 | お酒 純米大吟醸 吟ぎんが 秋上がり [720ml] (月の輪酒造店) 【アルコール度】 16度 【使用米】 吟ぎんが 【精米歩合】 40% 【製造年月】 平成19年9月 宵の月の純米仕込 SP ver. と言った処でしょうか? 清水屋酒店さんが蔵元さんに少し無理を言って詰めてもらったものだそうです。 麹味噌を想わせるこっくりとした旨味があり、純大吟でありながら味わい深い印象です。しかしながら、全く間延びせず fade out して行ってくれるので、蔵元さんのつくりの妙を感じます。
別設 (べつしつらえ) '04 2007-12-30 15:32:57 | お酒 大吟醸 別設 醸し人九平次 ANNÉE 2004 [720ml] ((株) 萬条醸造) 【アルコール度】 17度以上18度未満 【使用米】 山田錦 【精米歩合】 40% 【製造年月】 平成19年11月 2005年冬に発売になった、別設 ANNÉE 2001 に続く、ANNÉE 2004 の3年低温熟成の中取り大吟醸です。何でも今回ははせがわ酒店さんのみの発売なんだとか。日本酒の vintage と言うのもなかなか面白い試みだと思います♪ 革製の label が採用されており、champagne とかと並んでても違和感がないような洋酒風の小粋な bottle をしています。 低温熟成故、主立った熟成感がある訳ではありませんが、口当たりは非常に mild に感じます。Top に非常に微かな渋味、次いで瓜系の透き通った甘味を感じます。最後に、発酵 butter を使った bread を想わせる、厳かなコクを感じさせてくれます。 別誂 (べつあつらえ) も実に素晴らしい performance ですが、此の別設 (べつしつらえ) もなかなかやりおるなぁと。
燕石 ~ H17BY ~ 2007-12-30 15:32:17 | お酒 純米大吟醸 悦 凱陣 燕石 (えんせき) [720ml] (有限会社 丸尾本店) 【日本酒度】 +4 【酸度】 1.6 【アミノ酸度】 0.9 【アルコール度】 17度以上18度未満 【使用米】 山田錦 (兵庫産) 【精米歩合】 35% 【使用酵母】 熊本9号 【仕込総米】 600kg 【製造年月】 平成19年8月 ※H17BY 凱陣の最高峰、燕石です。M 岡さんが買占めまくってる逸品です。 1年以上熟成期間を経ている筈なのですが、何故か若い感じがします。やはり、凱陣は寝かせれば寝かせる程美味しくなるお酒なんだと思います。 しかしながら、最高峰だけあって高次元の仕上がりを感じさせてくれます。35%精米ながら頼りなく感じることはなく、実に basis がしっかりとしています。特徴的な酸と加熱した果物を想わせる甘味が balance よく、清らかに纏まっています。 機会があれば、もう2、3年熟成させた燕石を試してみたいですね。あっ、M 岡さんや Mr. Pu'er さんに集ればイイんですね、キュピーン。