Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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鬼の居ぬ間に…

2006-04-30 02:42:14 | お酒


半ば百大先生主催の集会のようになってますが、本日も今古茶籍さんにて酒盛りが (笑)。まぁ、簡さんの居ぬ間に何やってんだかと言った処ですが、まぁ、本当の黒幕は私だったりして…(^^A。

現役 T 大生から actress さんから研究者さんまで members も多種多様でした



本日の main は Mr. Pu'er さんご持参の純吟三十八号 (黒龍酒造株式会社酒門の会限定品) でした。香りはそれほど高くないですが、キリリとした典型的な辛口のお酒で実に美味しかったです♪ 因に、女性の方で 「 黒龍ですか? イイですねぇ~。」 と仰る方が居たのには少々驚きました。かなりのお酒好きなのではないかと (笑)。



これまた Mr. Pu'er さんご持参の火いら寿も空いていたり、日本酒の後で C 会長 select の wine が数本空いてしまったりと、兎にも角にも凄まじい会でした

一応、お茶屋さんらしく、普洱茶、Darjeeling First Flush、台灣陳年烏龍、阿里山茶なんかも飲んでいたんですよ!と言うことを述べておきませふ (笑)。

First Flush 2006 ~ vol.12 ~

2006-04-29 00:18:58 | 紅茶 <南アジア>


MARGARET'S HOPE Tippy Clonal DJ-9 ( Leafull )

茶葉は size が大きく silver tips を多く含んでいるので非常に嵩が張ります。口当たり非常に滑らかで大豆のようなコクを微かに感じた後、mint 系の穏やかな甘味を感じます。余韻として喉奥に広がる flowery な風合が実に心地好いです

Clonal なので全体的に繊細で、中国種からつくられた China DJ-5 と対照的な印象を受けます。

LOVE

2006-04-28 00:05:53 | お酒
愛郷心第2弾!?と言うことで、我が静岡県が誇る蔵元さんのお酒を開けてみました



大吟醸 愛 [500ml] (初亀醸造株式会社)

【日本酒度】 +5
【酸度】 1.2
【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】 東条産山田錦  
【精米歩合】 40%
【使用酵母】 9号自家培養
【製造年月】 平成18年3月
(参考 URL)

愛と言えば……ってのはさておき (笑)、東条産山田錦で仕込まれた贅沢な大吟醸です。1升瓶もあるのですが、コレは飲みきり size の 500ml 瓶です。

上立ち香は奥の方に微かにクセがあるものの、落ち着いた peach flavour をしています。Lemon peel を想わせる程好い渋味を感じた後、それがリンゴのような透き通った甘味へと変わり、美しく fade out していきます。1口飲んで、「おっ、旨いな!」と想わせる処に蔵元さんの非常な実力を感じます。

因に、初亀醸造さんと言えば、高価な稀少酒故、未だ手が出せず終いなのですが、Mr. Pu'er さんの思いで深い逸品、純米大吟醸氷温熟成3年古酒の 「 亀 」 もとても気になっていたりします (^^A。

First Flush 2006 ~ vol.10 ~

2006-04-26 00:23:47 | 紅茶 <南アジア>


PUTTABONG DJ-3 ( LE PALAIS DES THÉS )

茶葉は F/F にしては褐色みが強い一方、silver tips を多く含んでいます。口当たりまろやかで PUTTABONG 農園の clonal の F/F らしい透明感が心地好いです。Almond のようなコクを感じた後、南水梨想わせる透き通った甘味が広がります

昨年の PUTTABONG の F/F が数年来の出来だったのでどうしても見比べてしまいますが、今年もなかなか良い感じだと私は思います。もう少しで入荷予定の DJ-20 Special も楽しみですネ♪




因に、↑にも link を貼っておきましたが、LE PALAIS DES THÉS さんの日本版の homepage が出来たそうなので気になる方は参照してみてくださいませ m(_ _)m。

First Flush 2006 ~ vol.9 ~

2006-04-25 01:02:19 | 紅茶 <南アジア>


THURBO Tippy Clonal DJ-11 ( Leafull )

DJ-1 も unique な個性をしていますが、毎年、Tippy Clonal はそれに拍車がかかります (笑)。この類を飲むと、「あぁ、THURBO の F/F だなぁ~。」と私は思ってしまいます。

今年は例年以上に焙煎のしっかりとした印象で、水色も明るい orange 色をしています。ほうじ茶や chocolat を想わせる特徴的な芳ばしさを感じます。前述の通り、F/F にあって非常に個性的な印象ですが、甘味が抜け切った後の微かな清涼感は心地好いです

焙煎の風合が落ち着いてくるとまた違った一面を覗かせてくれるやもしれません。

First Flush 2006 ~ vol.8 ~

2006-04-24 00:25:15 | 紅茶 <南アジア>


SINGBULLI DJ-10 ( LUPICIA )

S で始まる農園は多い ( SUNGMA, SINGELL, SEEYOK, SELIMBONG and so on... ) のでややこしいのですが、この SINGBULLI 農園は、ここ数年、目にする機会が増えているように思います。

茶葉は比較的 size が大きく、silver tips も多く含んでいます。爽やかながら奥深い flowery な香りをしています。口当たり滑らかで、余韻としてサトウキビのような甘味が広がります。




しかし、LUPICIA さんは今年の F/F を買込み過ぎなような…。以前に comment をいただいたことのある、茶商の Benoy さんのコチラの記事にも書かれていることですが、F/F, 2006 は雨量が少なかったため産量が少なく割高と言うのが平均的な見方のようです。

まぁ、全部が全部良くないと言うことはないでしょうが、豊作の年ならまだしも不作の年にこの lineup は消費者にとってどうなの?と言う率直な疑問はあります。

光り輝く空ボトル…

2006-04-22 08:26:36 | お酒


お酒がいっぱい (笑)。



簡さんの居ない間にこんなことやっていて良いのでしょうか?と言う抜本的問題はさておき、今古茶籍さんにて、百大先生主導の宴が催されました。まぁ、建て前上は旅行の反省会だそうですが (^^A。





大吟醸 生々 繁桝 (株式会社 高橋商店)

【日本酒度】 +5
【アルコール度】 17度以上18度未満
【使用米】 山田錦
【精米歩合】 40%
【製造年月】 平成18年4月

私の持参品です。

繁桝最高峰のお酒、大吟醸 しずく搾りの outlet と言った処でしょうか。つまり、しずく搾りを取った後の 「 責め 」 の部分を使用した、非常に performance の良いお酒です。

「 責め 」 の部分と言っても粗さは殆どなく、非常にさらりとした口当たりをしています。キレが良く、香りもリンゴ系の心地好い fruity さがあるのでついつい杯が進んでしまいます。やはり繁桝は私が好きなお酒です

Mr. Pu'er さん、百大先生をはじめ、皆さんに気に入っていただけたようで何よりでした。






大吟醸 生酒 杜氏 中三郎 (天狗舞 (株式会社車多酒造)))

【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】 特 A 山田錦
【精米歩合】 35%
【製造年月】 平成18年3月

Mr. Pu'er さんのご持参品です。

能登杜氏四天王とも評される、天狗舞の名杜氏さんの名前を冠した逸品です

飲み始めは米のやや強い甘味を一瞬感じますが、それは素直に fade out していきます。口に含んでから程なくしてふくよかな香味の広がりを感じ、その後、清らかな余韻が漂います。華やかな印象の前述の繁桝と対照的に、「 燻し銀 」 とでも言えば良いのか、落ち着いた印象で balance の良さが秀逸です。酒造技術の妙を感じる、旨いお酒です。






酔い醒ましにお茶を飲んだことを一応 memo しておきます (^^;。

Citrous fruits II

2006-04-21 01:35:06 | ふつう日記
月1のお楽しみ!?状態になっていますが、Qu'il fait bon 代官山へ。



写真左から

(1) 柑橘のタルト ~ Le Papillon ~

(2) コーヒー風味のチョコレートタルト ~ Tarte au Chocolat au Café ~

(3) ルビーグレープフルーツのタルト!? (※正確な名前は失念…。)

(4) リュバーブのタルト ~ Tarte au Rhubarbes ~


(4) は、久しぶりにお会いした店長の O さんにオマケで half cut をいただきました。店長さん大好きです。清潔感があって、非常に気立てのいい方ですヨ♪




(1)、(3) に↑の SUNGMA Yumeko Bari DJ-210 《 S/F, 2005 》 ( Leafull ) を合わせて afternoon tea にしてみました

(1) は柑橘好きの私にはたまらない tarte です。もともと数年前に公開された、『 パピヨンの贈り物 』 という映画のコラボ商品だった ( tarte の仏題もその辺に由来。) のですが、好評だったのでそのまま季節限定 menu になっているようです。彩り良く並べられた柑橘類の甘味と爽やかさがとても心地好いです。洋菓子には珍しい金柑も使われておりイイ accent になっています。

(1) を合唱とするならば、(3) は独唱と言った処でしょうか。ルビーグレープフルーツの美味しさを存分に楽しむことが出来ます。添えられた2種類の peel がちょっとした演出を加えてくれます。


(2)、(4) は明日の朝のお楽しみにでもしようかと (^^。

Another Phoenix

2006-04-20 00:22:53 | 青茶 <中國>


特閩南鳳凰 (海風號)

“ 鳳凰 ” とつくお茶は鳳凰単叢をすぐに思い浮かべてしまいますが、それ以外のお茶を。少量入荷の閩南烏龍の上級品です。

微かに青みを残しつつ、絶妙の火入れがなされています。白 wine を想わせる風変わりな香りをしています。葉物野菜の soup のような滋味とその後で漂う穏やかな甘味が心地好いです