ROMAのCAFFE'でおしゃべりを

Due chiacchiere al caffe’ di Roma

ローマの休日(2)

2008年05月17日 | わたしのこと
2日目 : 2008年05月02日(金)


以前の記事はこちらからどうぞ
ローマの休日(1)


今日はレオナルドは仕事なので、私は弟と2人で近所にある食料品の買出しに大型スーパー『パノラマ』へ。主な買い物はワインです(爆)赤ワイン合計6本お買い上げ♪

イタリアのスーパーの豊富なワインコーナーは、日本人にとってはやはりびっくりするようで、写真を撮りたいと言い出しました。



赤ワインコーナー一部



ラベルが逆?それもこんなにたくさん・・・。
いつものごとく恐るべしイタリア



家でスパゲッティ・アッラ・カルボナーラの昼食をとり、市内観光へ


午後にヴァティカン博物館へ行こうと思っていたのです。15時頃に行けば、他の観光客は昼食をとっているだろうから楽勝、楽勝♪ なんて高をくくっていたら何と言うこと!ものすごい列が出来ていました。嫌な予感がしたんですよね、あの列を見たとき。だって閉館は18時ですから、入場に時間がかかったらあの広大な博物館は見切れませんもの。並び始めて1時間とちょっと過ぎたときに、周りからすでにクローズしたという声が聞こえるではありませんか。18時に閉館するためには、16時から入場できないということで、「ああ、この1時間はなんだったの???」という後悔と自分に対する怒りで逆切れしそうになりました

結局その日はサンピエトロ寺院に予定変更。夕方といってもイタリアのまだまだ強い光が丸屋根から差し込む神秘的な光景に、一瞬弟は息を飲んでいるようでした。



サンピエトロ寺院身廊



ミケランジェロ設計の丸屋根(クーポラ)内側から



ベルニーニ設計の天蓋(バルダッキーノ)


その後、丸屋根に上ろうとエレベーターの方へ向かったのがすでに18時、まさに係員が鉄の門を閉じたところ。ここはイタリア生活で培ったずうずうしさに物言わせ「おねがします。入れませんか?」と、ちょっとかわいこぶってお願いしてみました(こえっ)。1分たりとも残業はしたくないのが常のイタリア人なので、ほとんど期待していなかったにもかかわらず、ちょうどおつりになる小銭が窓口に残っていたということで「あななたちが最後だからね」と言いながら、気分よく入れてくれるではありませんか。結果オーライとは、まさにこのこと。閉館時間だから並ばずに入れたのです



ここまではエレベーターで後は魔の階段が待っている



丸屋根の上から見る広場 手前には屋根の影が



サンタンジェロ城とテヴェレ河 ローマはどこから見ても絵になる



サンピエトロ寺院正面(ファサード)


その後、どうしても生ビールが飲みたいとダダをこねる弟を引き連れ、バスに乗ってダウンタウンへ。途中ナヴォーナ広場を見ながら、アイリッシュ・パブへ行きました。そこで『HARP STRONG』というアルコール度9パーセントの生ビール大を2杯ずつ飲み(1リットルですね♪もちろんつまみなし♪)、すっかりいい気分になって帰宅した私たち。

その日は、家でポークステーキとイタリアの生ソーセージ(サルシッチャ)、ローストポテトの夕食を。もちろん赤ワイン3本コースでした。

つづく