上越新幹線は上州から越後へと進んでもなお、長いトンネルが続く。しかし長岡駅を過ぎるころになると視界はようやく開放され、後はひたすら平坦部を疾走することになる。蒲原平野に入ったのだ。車窓左手に弥彦連山が姿を現し、終着駅のビル街に隠されるまで旅の友となる。弥彦の空が厚く重なり合った暗雲で覆われていたら、運のいい旅人である。耳元でアルビノーニの”アダージョ”が響き始めるからだ。蒲原は、荘重かつ甘美なバ . . . 本文を読む
カレンダー
カテゴリー
最新記事
最新コメント
- 出雲街道ツーリングX/887 安木(島根県)出雲族鋼鍛いて安来節
- yoshiki/539 八ッ場(群馬県)沈み行く美田を最後に見下ろして
- 池田 剛/391 名舟(石川県)おそろしや御陣乗太鼓が響く海
- ETCマンツーマン英会話/416 バルセロナ =6=(スペイン)
- iina/432 六本木(東京都)バブル弾け蜘蛛がはびこるヒルズかな
- 佐藤/383 武蔵境(東京都)自転車は専用レーンをスーイスイ
- 給料計算の手帳/307 神代(東京都)・・・園内の女性はみんな花の精
- sarasoba12/294 大王崎(三重県)・・・水軍も絵かきの町で太平洋
- machi-1/294 大王崎(三重県)・・・水軍も絵かきの町で太平洋
- sarasoba12/294 大王崎(三重県)・・・水軍も絵かきの町で太平洋