鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

鈴木其一展

2016年09月19日 17時40分24秒 | 美術館・博物館
3連休の最終日、久しぶりに美術館に行ってきましたー。

鈴木其一 〜江戸琳派の旗手〜(サントリー美術館公式サイト)

日本美術の展覧会に行くと、かなりの確率で目にすることが出来る鈴木其一。琳派展なら確実に観られます。が、だいたいは宗達・光琳・抱一に続く琳派の流れで数点程度展示される感じ。琳派というと何故か宗達・光琳・抱一でセットのイメージが強くて(風神雷神図屏風のせいかなぁ(^_^;)、其一は正直「ついで」感が拭えません。
今回の展覧会は、そんな其一メインの、ありそうでない企画ですよ!会場はまぁまぁの人出、他の琳派を前面に押し出した展覧会に比べれば落ち着いた感じでしょうか。

琳派は時代が下るとともに先鋭化してくるらしく、其一の画風は「手術用のメスのよう」と評されます。
そんな例えが深くなっとく出来るぐらい、いやもぅキレッキレですよ其一。何で江戸時代にこれ描けるの、と不思議に思えてしまうぐらいエッジィです。とはいっても、別に奇抜な題材を選んでいるわけではなくて、伝統的な花鳥風月や風俗画を描いてるんですけどね、何と言うかこぅ「解像度」が段違いです。しかもスゴくメリハリの利いた解像度。抜くところは抜き、描くところは描く、そのセレクトっぷりが実にモダンです。

でも、一番気に入ったのは、そんな其一らしさとはちょっと違う、こんな作品だったりするヽ( ´ー`)ノ

あーひーるーーー。

恥じっこの白いアヒルのお尻がねぇ、もぅ萌死ですねぇヽ( ´ー`)ノ
お尻可愛さに、大判絵はがき買ってきちゃったヽ( ´ー`)ノどこに飾ろうかなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする