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泣かせの三要素と花鳥婦女子

2008-08-06 21:52:19 | 業務関連
Chiyoda005


今日は朝から本当によい天気で、昨日の雷雨がウソのようだったが、夕方にはにわかに曇り始め、やがて雨がぱらつき始めた。朝には洗濯を済ませていたものの、たまたま資料を取りに帰った際、ついでに取り込んでいたため事なきを得た。



今日は撮影スケジュールをいじったり、打ち合わせをしたりしてぼちぼちすごしたが、業務内容をつめる際にうっかり口を滑らせてしまい、なんとも後味の悪い展開となってしまった。



やり取りの全てを記憶しているはずもないし、また記録していたものでもなく、例えそうであっても差しさわりのある部分もあるので結末から端的に書いてしまうが、いわゆる「泣かせの三要素」として「花鳥婦女子」的なものを揶揄的に持ち出したところ、話の腰をへし折ってしまったという感じだろうかね。



この「泣かせの三要素」に類するネタは演劇や映画、漫画などでもよく語られているが、自分がよく持ち出すのは「女・子供・老人」で、上司か取引先のイラストレータから元ネタは押井守と聞かされたが、真偽のほどはよくわからない。ただ、以前のエントリ(ストリートスナップ(ストリートフォト)のゴールデンルール)でも形を変えて触れていたように、観る人の心を惹きつける効果が期待できる要素であることは間違いない。問題はその先にあって、そういうキャッチーな要素を取り入れたからといっても「それだけで作品の質や評価に影響する(させる)のは間違い」なのだが、自分はあたかも「泣かせの三要素」を取り入れた作品は評価するに値せず、またそういう作品を愛好する観客は質が低いかのように口走ってしまい、打ち合わせを復旧するのにえらい苦労したところにある。



自分自身、日ごろからこういう種類の「お作家様的態度」を戒めてきたはずなのだが、御自らがやらかしてしまったのではどうしようもない。ただただ汗顔の至りというほかないのだが、意識の底に流れる感情というのは、表面的に押さえつけていてもこういう機会に表われてしまうわけで、根本から意識を変えていかねばならないだろうネェ~



ただ、自分自身が撮影するときには、素で「女性や子供、老人」に注意を払っていないわけで、その意味からも先は遠く果てしないような気がしてならない。



しんどいぬぅ~



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