12月9日(金)
『KK概論』で思ったこと。経外奇穴は経穴番号(英語番号)はつけられているけれど、これまでの暗黙のルールでは、欠番のままにして経穴名を覚えることになっていた。ところが、今日の「少陽胆経」でGB30:環跳(かんちょう)とGB31:中とく(ちゅうとく)の間に経外奇穴の「風市(ふうし)」があるのに、経穴番号も経穴名もとばされている。先生が作ったプリントだと思うが、その間に風市を書き入れて、経外奇穴だけれどこれは覚えるように言われた。経外奇穴の番号はいったいどう扱われるのかと聞きにに行ったら、このプリントでは大変なことが起こっているけれど、気にせずにとの返答だった。海外の臨床試験では英語の経穴番号で経穴を認識するとのことなので、経穴番号は重要ではないのかということを聞きたかったのだ。すると、WHOが決めているようだけれど、日本ではその番号をどう取り扱うかははっきりと決められていないし、外国人は漢字が読めないから記号化しているだけなのだとのことだった。私たちには関係のない経穴番号かもしれないが、世界共通の決定事項にしてもらわないと意味がないのではないかと思ってしまった。
経穴の名前にしても、経穴の位置にしても、各国のルールに従えばいいわけだが、世界共通の認識となるのはいつのことであろうか。
『KK概論』で思ったこと。経外奇穴は経穴番号(英語番号)はつけられているけれど、これまでの暗黙のルールでは、欠番のままにして経穴名を覚えることになっていた。ところが、今日の「少陽胆経」でGB30:環跳(かんちょう)とGB31:中とく(ちゅうとく)の間に経外奇穴の「風市(ふうし)」があるのに、経穴番号も経穴名もとばされている。先生が作ったプリントだと思うが、その間に風市を書き入れて、経外奇穴だけれどこれは覚えるように言われた。経外奇穴の番号はいったいどう扱われるのかと聞きにに行ったら、このプリントでは大変なことが起こっているけれど、気にせずにとの返答だった。海外の臨床試験では英語の経穴番号で経穴を認識するとのことなので、経穴番号は重要ではないのかということを聞きたかったのだ。すると、WHOが決めているようだけれど、日本ではその番号をどう取り扱うかははっきりと決められていないし、外国人は漢字が読めないから記号化しているだけなのだとのことだった。私たちには関係のない経穴番号かもしれないが、世界共通の決定事項にしてもらわないと意味がないのではないかと思ってしまった。
経穴の名前にしても、経穴の位置にしても、各国のルールに従えばいいわけだが、世界共通の認識となるのはいつのことであろうか。
WHO統一規格も、アメリカがリードしているような感じですし。
日本の鍼灸界は、保守的で閉鎖的なので、仰るような
「世界共通の決定事項にしてもらわないと…」事になるのは、
なかなか難しいかも知れません。
「技術は盗むものだ」という台詞に、代表されるように、
徒弟制度丸出しのような態勢では、進歩は保守という言葉に封印されてしまいます。
これからの鍼灸もEBM(Evidence Based Medicine)は課題となってきます。
経穴番号だけでなく、疾患と治療原則などの関連にも腐心してもらいたいですね。
徒弟制度ですか… どこの専門学校を出たというのが、今後つきまとってくるのでしょうか?
鍼灸学会には学生でも入会できるようですが、まだ入っていません。学生の内からそんなのに顔を出していた方がいいのかなと思いながら、なかなかそこまでしている余裕がありません。
勉強会というか、講演会を聞きに行っている人はいるようなのですが。
明治鍼灸大学はオーストラリア研修とかあるみたいなこと聞きました。何故オーストラリアなのかなと思ったので。
先日、オーストラリアに仕事で良く行く友達と話していたら、3年ほど前、アデレードの海岸で日本人の鍼灸師と偶然出会い、名刺を交換したことがあると言ってました。まさか至陽さんじゃないでしょうね。
学会の是非はともかく、在籍していた事が、鍼灸学習として、
オーストラリアでは、カウントされました。
> 徒弟制度ですか… どこの専門学校を出たというのが、今後つきまとってくるのでしょうか?
いえ、そういう事はないですが、労働基準法を無視したような低賃金体系の労働環境は、
よく耳にするところです。
アデレードの鍼灸師は、元アメリカに居た方だと思います。
時々電話連絡して、情報交換していますが、オーストラリアに
日本人の鍼灸会を作りたいと、奔走しておられるようです。
経絡学会とはマイナーな学会だそうですね。学術中心だとか。
専門性をどう打ち出すかがポイントだと以前書かれていましたが、至陽さんの専門性は「経絡」なのでしょうか?
専門性というと、スポーツ障害、不妊治療、美容などが浮かび上がったのですが、臨床的にどのような専門性が挙げられますか?こんな質問をするなんて、まだまだ初学者ですね・・・
講師の人に、ブラインド・テストとして、脈診をしてもらったら、
それぞれ証が違ってるし、ちょっとなあ、という事で、
辞めてしまいましたが、この間のとは別のオーストラリアの鍼灸師会に加入する時、
経絡学会に加入していた1年も臨床経験の一部に認定されたせいか、
メンバーとして、迎えられました。
ぼくの専門は、スポーツ障害、特に「肩」です。
スローイング関係の領域です。
つまり、野球、アメフトだけでなく、バレーのアタック、
テニスのサーブなど、同じような動きをするスポーツについては、
ぼくの得意とするところです。
ローテーター・カフですね。
スポーツ関係の領域で活躍しようとすると、ネットワークが重要ですねえ。
女性患者は、女性の治療家が、婦人科疾患を扱っていると、
安心する傾向が多いようです。
まだ卒業まであと2年もあり、臨床的なことも全く知らないのですが、スポーツ障害専門に考えてます。
ちょうど至陽さんの専門分野がスポーツ障害ということで、心強くなりました。
専門分野はその分野関して詳しく勉強するわけなのでしょうが、やはり同じ専門分野の人からいろんな知識を得るのいいのでしょうね。
野球であれば、自分が野球をかなり極めた人がインナーマッスルの鍛え方の本を書いていたり、水泳などでも同様だと思います。スポーツ障害を専門にしたいなら、自分がスポーツを知ることだといわれますが、至陽さんは経験からいってどうでしょう?
女性でスポーツ障害を専門にしている人もご存じですか?
スポーツ障害治療を主軸にする事を考えていましたので、
整骨院や整形外科でバイトする傍ら、社会人野球チーム、ソフトボールチーム、
大学アメフトチーム、高校野球部などに出向き、トレーナーとしての仕事を
させて貰うように働きかけたりしました。
スポーツそのものもそうなんですが、怪我をするメカを知る事が大事なんですね。
練習の量や質に加え、道具の良否、運動環境、指導者の性格など、
早期に診断して、早期に治療するために、どうやって予防していくかは、
スポーツの種類だけでなく、チームの体質によっても変わってきます。
「女性でスポーツ障害を専門にしている人」は、あまりよく知りませんが、
興味のある人は、鍼灸整骨専門学校だけでなく、体育大学に多いと思います。
体育の教師になるより、トレーナーになりたい人が増えてるという話は、
時々聞きますが、トレーナーへの道は厳しいので、
自分の売り込みとか、人間関係の構築が要諦になってきますよね。
といっても私もチームもNEWなので、これからボチボチですね。チームの練習を見に行っては球拾いなどをしていましたから、そんなのは辞めて観察、観察!
ても、何を観察したりすればいいのかすらわからないのです…
夫はトライアスロン、マラソン、水泳もして、いろんなところを痛めますが、それをモニターしていけばいいのですね。やっぱり何をモニターしたらいいのかわかりませんが。
また、いろいろ教えて下さい!
ボールを上から持つことで、握り方を覚えていく訳です。
5本の指で握るところから、3本になり、指とボールの間が空き…、
というように、球拾いをする事で、ボールの正確な握り方を習得していくんですね。
選手と仲良くなっていけば、痛いところを教えてくれると思います。
選手は、監督に痛みがある事を知られると使ってくれない、
という不安から、なかなかトレーナーに心を開いてくれない事もあるんですが、
そういう人間関係を作っていけば、怪我のメカなども分かってくるかも知れません。
でも、結局、監督には話すんですがf(^^;)。