東洋医学者への道

自分の鍼灸治療院を開業してからは、治療以外の日々を書いています!専門学校の入学時以来、勉学の日々をつづり始めて7年目。

初めての台湾は面白くて、わくわく!

2011年05月16日 | 趣味・美術・映画
羽田空港から3時間のフライトで台湾の松山空港に到着。雨が降っている。天気予報では雨じゃなかったのに残念。台湾はいつもこんな天気らしい。
飛行機で隣り合った日本人(台湾在住の日本語教師の女性)に空港から地下鉄のチケットの買い方を教えてもらい、一緒に乗ったので、一人旅と言っても最初からスムーズなスタートです。
空港でも東京からの入国だと放射能検査をされたと聞いていたので、どうなのかと思ったら、松山空港はそんな検査もなしですんなり通れました。

雨が降っていて蒸し暑い。折りたたみ傘を持ってきたけど、ホテルでワンタッチ傘を貸してくれたのでラッキー!
地下鉄は梅田並みに混雑してるのに、整列乗車してる。びっくり。
バスと地下鉄乗り放題のワンデイカードが180元。一区間が20元(60円)だし、かなり安い。9回乗り降りしないと元が取れない。結局5回しか乗ってないけれど、乗り換えを何度もして遠くまで行ってるので1区間じゃないと思うし、何度も買う手間を考えたら安いものですよね。
チケットはエコで回収されます。

翌日の九份行きのバス停を確認し、時刻表をメモっておこうとバス停に行ったら、20分から30分おきだとかいてあるだけ。英語も日本語もわからない人がバス停を教えてくれた。ガサガサしてるけど、皆、親切。。チェックしてるうちにバスがきた。あー今日、行っておけば良かった。明日もこんな天気に違いないと思ったら、昨日よりしっかりとした雨。
台湾の人は、皆、親切なのです。そうは聞いていたけれど、皆が皆そうだとは思っていなかったので、面喰ってしまいました。片言の日本語はしゃべれても、英語はしゃべれないんですよね。

さて、そろそろ出かけなくちゃいけないので、写真と続きはまた。昨日半日で何日分もの経験を下感じです。台湾は香港より面白いかも~







マーラー交響曲第6番「悲劇的」、何とも興味深い!

2011年05月08日 | 趣味・美術・映画
今日は午前中に仕事をこなし、午後からは西宮芸術文化センターにかつてチェロパートに所属していたアマチュアオケのコンサート。30年近くになるのに、まだ知ってる名前が10人もいるんです。そのうちの一人からチケットをもらったので行って来ました。毎回、誘ってもらってるのに、何年振りだろう。
マーラーの第5番は何度も聞いたことがあるし、第1番「巨人」は演奏したこともあるけれど、第6番「悲劇的」は演奏を聴いたことがありませんでした。2楽章→3楽章が入れ替わって、3楽章→2楽章で演奏されることもあるとかで、今回はスケルツォ(急)→アンダンテ(緩)で演奏されました。
珍しい楽器カウベルやハンマーが入っているのですが、終楽章だけにたった3発のみ登場するハンマーは見ものです。(聴かせどころ?) 楽器のイメージを破壊するハンマーが振り下ろされ、fffの音が炸裂しました。いやいや、すごかった。
それを振り下ろしたパーカッションのメンバー、私の知る人でしたから尚更インパクトが強い。チェロパートの後ろで、いつも見下ろされていたコントラバスは4人健在。一緒に北京に演奏旅行に行った仲間です。懐かしい。
久々にアマチュアを超える素晴らしい音楽をいいホールで聴けて、ハッピーでした。
マーラー、やりたいなあ。

パウル・クレー展に続いて、美術展巡り

2011年05月01日 | 趣味・美術・映画
デパートのアートスペースで催されていた日本人の美術展を観て回りました。
現在も京都高島屋で開催中(5月5日まで)の「河井寛次郎展」に行ってきました。生誕120年を記念して、たくさんの作品が出展されていました。
自分でデザインしたという五条にある河井寛次郎記念館は、素敵な空間です。そこに所蔵されているものが多かったようです。
陶芸はもとより、木彫りや家具調度品、真鍮製のキセル、文筆や書などが展示されており、彼の多才さに驚かされ、個性的なぬくもり感のある独特な作品に惹かれました。

河井寛次郎展の前に開催されいてた「中川一政展」は没後20年の記念しての展覧会でした。彼も文章を書き、本の表紙の絵を描き、絵と文の両方の才能を花開かせるなんて素晴らしい。

えき美術館では「南桂子展」を鑑賞。生誕100年でした。特徴的な目と輪郭、髪型の女の子のモチーフをあらゆる作品に展開し、繊細なエッチングと落ち着いたトーンのカラーは素敵でした。彼女はパリでの生活の影響が現れているように思ったのですが…

この3つの展覧会をみて、ジャンルを超えて、私は南桂子展に惚れたかな~