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気が向いたら書く

The Freewheelers / "Waitin' For George"

2019-06-08 08:57:21 | 音楽
90年代(ややマイナー)ミュージックシリーズ、続きます(笑)

前回のマザーアースから思い出したアメリカのバンド、The Freewheelersです。Vo,Gのルーサー・ラッセルを中心とする、スワンプの匂いのするバンドでした。



このアルバムはレーベルがブラック・クロウズと同じ(当時)デフ・アメリカン、プロデューサーもクロウズと同じジョージ・ドラクリアスということで、期待して買った覚えがあります(タイトルのジョージを待っている、は、なかなかスタジオに現れないドラクリアスのことらしいです)。そして期待を裏切らない出来でした。

ラッセルのヴォーカルがあからさまにダミ声で、その好き嫌いはあるかと思いますが、南部っぽい音作りの割に曲はメロディはキャッチー。一聴するとブルージーとかアーシーとかのキーワードで片付けても良いんですが、ちょっと一味違って、UKっぽいメロディとかポップセンスが感じられるのが90年代のアーティストだなと感じます。ちょっとブライアン・メイっぽいギターソロの曲もありますからね。たぶん、ルーサー・ラッセルのセンスなんでしょうが。

ギターは終始歪んでる感じだったと思います。
そういえば、ライナーノーツのパーソネルに「ルーサー・ラッセル: Gibson SG」って書いてあった気が。SGって見た目好きなんだけど、弾くと「なんか違う」となるんだよな。70年代のミニハムSGは未だに欲しいですけど。

その後、というかアルバム発表時には既にバンドは解散してたとかで、ラッセルのソロワークもちょこちょこあったみたいなんですが、さすがに追いかけられませんでした。アコースティック主体になり、ダミ声やめたらしいです。その後はプロデューサーとしての活動が主だったようですね。

ラッセルが2018年にまさかの来日をしていて、衝撃を受けました。フリーホイーラーズなら観たかったかもなー。

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