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気が向いたら書く

チェリーストラトのSSH配線

2020-01-13 22:02:00 | Squier Standard Stratocaster
一応、音が出るようにしたチェリーストラトですが、トーンポットが死にかけなのか、ピーというノイズが出るので(叩くと直ったりするのですが(笑))、早々にSSH化を進めることにします。

フェルのストラトに元々付いていたピックガードを使おうかと思ったのですが、1プライだったり、8穴だったり、ピックアップのネジ穴も小さかったり、不具合というか、規格違いが多いので、オークションで3プライのものを手に入れました。こいつにそんな金をかけたくないので500円くらいです。アルミテープも自分で貼り直しました。ところどころ銅テープが貼ってあるのは、アルミテープ同士を導通させるためです。






ピックアップは家に色々あったのを使いますが、なんで持ってるか覚えてないものもあります(笑)。とりあえずフロントとセンターはSquier Silver Seriesについていたもの、リアハムは随分前に手に入れて放置していた、80年代アリアプロのMMK75というものです。マツモクに卸されていたもので、PAFを狙った当時の高級機種みたいです。ピックアップは別に何でもよかったんですが、MMKは音を出したことがなかったのと、シングルコイルの方はカバーが黒かったという理由です(笑)。MMKは4芯なので、一応ハーフトーンでオートタップするようにしますが、フロントとセンターのハーフトーンが使えるので、正直、別にタップしなくても良い気がします。ピックアップの抵抗値も、フロントとセンターが6k台、リアが8k台と、そんなに差がないですし。

5wayスイッチの定番と言えばCRLですが、ぼくはクリック感の好みでいつもOAKを使っています。が、今回は少しでも安く、かつ、あるリペアショップのブログで信頼性が高いとされているOTAX社のLVXを使ってみます。密閉型ですが、国産の定番YMより良いそうな。

SSHだとポットが悩みどころですが、安シングルコイルのポットは500kΩのことが多いのは経験済みなので、ボリュームは500kにします。たぶん、パーツの共用化などの理由で、シングルコイルのピックアップ自体をハイパワーに設計しているのだと思います。熟練していない作業者向けに、パーツ選別(250kか500kか)という要素を省くためかと思われます。ただし、今回はフロントトーンのみ250kにしてみます。リアは500k。センターPUはトーン無しにします。エリック・ジョンソンストラトからヒントを得たのですが、センターのトーンスルーは結構使いやすくて好きなんです。

ポットは、これも国産ポットでいいんですが、サウンドハウスだとCTSと大して価格差が無いのが悩みどころ。楽器屋で売っているSCUDのポットよりサウンドハウスのCTSの方が安いですからね。
でもなんとなく、CTSは奢りたくないなあ。ということで、Alpha社のポットにしました。トルク感はあまり好きではないですが、性能と価格のバランスで。しかしナットが一つしか付いておらず、ホームセンターで買ったワッシャ(M8、直径18mm。12個で100円ちょっとです)を3枚ずつ挟んで対処しました。

コンデンサは在庫がある0.022ufのニッセイフィルムコン。シングルコイルは0.047ufが基本ですが、ハムに合わせます。使ってみて物足りなければ、フロントとリアで値を変えようと思います。

ジャックもいつもはスイッチクラフトに変えますが、今回はケチって、トーカイのジャズベに付いてたものを接点磨いて再利用します。配線材はモガミ2330をメインにしつつ、ジャックへの線はいつものベルデンのシールド線です。キャビティ内はノイズ処理なし。

とりあえず、これで組んでみます。


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