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バトルフィールド・アース

2009-02-20 00:05:30 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
監督 ロジャー・クリスチャン
キャスト ジョン・トラヴォルタ、バリー・ペッパー、フォレスト・ウィッテカー、キム・コーツ、リチャード・タイソン
2000年 アメリカ
ジャンル:SF

【あらすじ】
西暦3000年、異星人サイクロ人の侵略により、地球文明は壊滅。やがて、全宇宙の支配をもくろむサイクロ人と、生き残って奴隷にされ、石器時代同然の生活を強いられている人間たちとの闘いが始まる。

【感想】
ラズベリー賞総なめのような映画の場合、大抵は「言われているほどひどくはないよ」と擁護してあげたくなるのですが、これはさすがにその気が起こらないです。SF好きの私がこれなのですから、救いようがないです。

サイクロ人と呼ばれる宇宙人に奴隷として支配されている地球人という世界観はありだと思うのですが、それを表現する手法に問題があったようです。シナリオではなく製作側の問題。つまりトラボルタのせい。SFの場合、チープならチープなりにそのB級感を楽しむことができるのですが、本作は大作でもないし、愛すべきB級映画でもない。すなわち存在自体が曖昧であるため全てにおいて中途半端でした。

文句は色々ありますが、基本的にサイクロ人の姿に全く魅力がない。外見以外はやっていることがやたらと人間臭い。特に宇宙人のくせに金が欲しいというはおかしい。人間がクーデターを起こすが、盛り上がらない。技術や文明を持たなかった人間が僅か7日間で図書館で勉強して、シュミレーターで訓練した所で、サイクロ星にワープして核を爆発させるのは説得力ゼロ。人間の進歩凄すぎ。

これを映画館で観ていたらしばらくショックで立ち直れなかったと思います。

お薦め度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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