ブギーマン

監督 スティーヴン・Ｔ・ケイ
キャスト バリー・ワトソン、エミリー・デシャネル、スカイ・マッコール＝バートシアク
2005年　アメリカ、ニュージーランド、ドイツ
ジャンル：ホラー

【あらすじ】
幼い頃、クローゼットから現れた影のような化け物に父親が襲われたのを目撃したティム。以来、父親は行方不明に。それから15年、母親の葬儀のため帰郷したティムを待ち受けていたものは…。

【感想】
それで結局の所、彼女と叔父さんはどうなってしまったの？そもそもブギーマンって何？というのもありますが、やはり致命的な欠点は全く怖くないホラー映画であることですね。

よく考えてみると、ブギーマン倒して一件落着みたいな終わり方してますけど、このままだと主人公は彼女と叔父さんを殺してしまった犯人になるのは間違いないでしょうね。父親の失踪の原因も息子のせいになるでしょう。「お気の毒に」というか、本当にそれでいいのかよという腑に落ちない感じです。

この映画は多くの人が酷評していますが、サム・ライミは能力がない人ではないので、多分この人が作りたいホラー映画というのは、一般人が求めている作品とは違うのだと思います。そのギャップがこの酷評につながったのでしょう。

前半の映像や雰囲気はそこそこ好きだったので後半以降とても残念でした。

お勧め度：★★★☆☆☆☆☆☆☆

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