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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2009-07-15 10:17:01 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 デヴィッド・イェーツ
キャスト ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ロビー・コルトレーン、レイフ・ファインズ、マイケル・ガンボン、ブレンダン・グリーソ、アラン・リックマン、ゲイリー・オールドマン
2007年 アメリカ、イギリス
ジャンル:アドベンチャー、ファンタジー、シリーズ

【あらすじ】
ヴォルデモート卿が復活するも、それを信じない魔法省は真実から人々を遠ざけ、更にホグワーツを監視するために闇の魔術に対する防衛術の新任教師としてドローレス・アンブリッジを送り込む。ところがアンブリッジの教える防衛術は迫り来る闇の魔術に対しては余りにも不十分で、ロンとハーマイオニーに説得されたハリーは選抜した少数のメンバーと共に、きたる魔法戦争に備えるべく秘密の訓練を開始する。

【感想】
成長期だから仕方がないのでしょうけど、主要キャラがスクスクと大きくなっているせいで見ていて違和感を感じてしまいます。映画の中の学年も1年づつ上がっているとはいえ、ファンタジー映画であることを考えると子供の成長というリアルな面が見受けられるのは少し生々しいです。第一作では魔法学園に見た目高校生は一人もいませんでしたから。

特にハーマイオニー役の人とかもう学校で学んでいるような感じを受けません。生意気な勉強熱心な少女の面影が消え去っている。それからダニエル・ラドクリフは筋トレしすぎ。魔法使いなんだから筋肉増やしても意味ないでしょう。この間、初代を見直しただけにギャップの激しさを感じてしまうところです。

今回は魔法省と学園との対立が話の中心となっています。学校を乗っ取ろうとしている新キャラ、アンブリッジの存在が目立ちます。宿敵ヴォルデモートだけでなく身内である権力を振りかざす手ごわいおばさんとも戦わないといけないために、結果として仲間達との友情や絆が深まったという展開です。ハリー・ポッターは仲間と共に着々と成長しているなという印象を受けました。

ヴォルデモートとの決戦も着々と近づいているのわわかるのですが、本作ではあまり多くの謎が明かされることがなかったのは少し不満です。それだけに次回作では急展開することを望みます。それから全体的にシリアス路線になりつつあるのも好みが分かれるところでしょう。これについては私はネガティブに捉えています。

シリーズが完結した段階で本作がどのような存在になっているのか、再度確認したいと思っています。再評価するべきかもしれません。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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