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アデル/ファラオと復活の秘薬

2011-10-22 23:22:39 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 リュック・ベッソン
キャスト マチュー・アマルリック、ジル・ルルーシュ
2010年 フランス
ジャンル:アドベンチャー、ファンタジー

【あらすじ】
最愛の妹の命を救うため、古代エジプト最高の秘宝と言われる≪復活の秘薬≫を追い続ける若手美人ジャーナリスト、アデルは、そのカギがエジプト第19王朝ファラオ、ラムセス2世にあることを突き止める。同じころパリでは、国家を揺るがす“翼竜プテロダクティルス事件”が勃発!ジュラ紀の化石から孵化した翼竜プテロダクティルスがパリの空を飛びまわり、人々を脅かしていた。だがその異変は、単なる序章に過ぎなかった…。

【感想】
リュック・ベッソンも今ではすっかりフランス映画監督に戻ってしまったようで、このあたりの事情に疎い私からすると「ついにハリウッド干されたか」などと勘ぐってしまいます。

本作も全くフランス映画らしさを感じさせない、少ない予算でやりくりしているハリウッド映画のような内容でした。

オープニングや邦題もあってか「ハムナプトラ」見たいなピラミッド内のアドベンチャーに恋愛要素を入れた内容を連想したのですが、実際には舞台はフランスでピラミッドはほどんど関係なかったです。結果としてアドベンチャー分が弱いです。その分、ユーモアのある会話を沢山織り交ぜることで工夫は伺えるのですが、全体としてはチープな印象を受けてしまいました。

一方で主人公アデル役を演じた女優さんはなかなか個性的なキャラクターだったと思います。仮に別の作品で見かけることがあれば、「ああ、この人か」と思うくらいには記憶に残りました。

以上ですが、テーマそのものが使い古されているので評価としては難しいです。正直、これよりお薦めできる類似系作品はいくらでもあると思います。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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