映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

シティ・オブ・エンジェル

2010-08-31 11:08:20 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 ブラッド・シルバーリング
キャスト ニコラス・ケイジ、メグ・ライアン、デニス・フランツ、コルム・フィオール、アンドレ・ブラウアー、ロビン・バートレット、エリザベス・シュー、ブライアン・マーキンソン
1998年 アメリカ
ジャンル:ロマンス、ファンタジー

【あらすじ】
生死の境をさまよう少女のそばに寄り添う黒い服の男…彼の名はセス。永遠の命を持つ天使である。ある日、彼は外科医マギーの患者を運命にしたがって天に導く。が、医者である彼女には納得がいかず、自分のミスだと信じ込んでいた。そんなマギーに寄り添ううち、セスは彼女を愛し始めていた-「彼女に触れたい、愛したい」決して経験することのできないその願いを実現させるため、セスはある重大な決心をする…。

【感想】
メグ・ライアンが頭にラーメンかぶったような変な髪型なのとニコラス・ケイジの職業は天使じゃなくて死神だろうと2点にツッコミを入れたくなった。

女性が見たらロマンスのかけらもない人間だと怒られそうだが、実際そうなので仕方がない。それにしてもこの作品、ここまで酷評されていようものとは思いもしなかった。

やはりニコラス・ケイジのスクリーンに映る姿が良くない。そんなことを言ったら外見による差別だと指摘されそうなのでキャスティングが悪いと言い換えておく。天使なのに外見が人間臭すぎる。みんな「あんな天使は嫌だ」という気分にさせられたのではなかろうか。人間になってからのハイテンションぶりも演技が過剰で痛々しかった。

リメイク元は知らないが、ブラッド・ピッド主演の「ジョー・ブラックをよろしく」と全く同じような構成であるにもかかわらず、雰囲気が全く異なるのは主演の違いのせいだろう。元ロマコメの女王、メグ・ライアンを持ってしてもこれを打ち消すのは無理であった。(今のロマコメの女王って誰なんだ?)

内容は天使という人間の感情や5感を持たない存在を描くことで、生きることや人間味の素晴らしさを主張している。メッセージ性のあるSFやファンタジー映画としては常套手段です。ラストももう少し切なさが伝わるような雰囲気が出せれば良かったのに。

というわけで観るなら「ジョー・ブラックをよろしく」の方がオススメ。(こちらも個人的にはそれほど好きではないのだが・・・)

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

シティ・オブ・エンジェル 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る