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ザ・リング

2014-03-17 21:39:22 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ゴア・ヴァービンスキー
キャスト ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダーソン、ブライアン・コックス、デヴィッド・ドーフマン、アンバー・タンブリン、デイヴィー・チェイス、ジェーン・アレクサンダー、アダム・ブロディ、リチャード・ラインバック、レイチェル・ベラ
2002年 アメリカ、日本
ジャンル:ホラー、サスペンス

【あらすじ】
雨の降り続くシアトル郊外。ケイティという少女がおぞましい変死体で発見された。少女のおばで新聞記者のレイチェルは、その死の謎を追う内、ケイティを含む4人の少年少女たちが同日同時刻に不可解な死を遂げていたことを突き止める。そしてケイティの葬儀の日、レイチェルは不吉な噂を耳にする。“そのビデオを見たものは7日後に必ず死ぬ―”。彼女は4人が泊まったという山小屋を訪れ、1本のビデオテープを見つけるが…。

【感想】
続編の2に関してオリジナルである日本版の出来が呆れるくらい酷過ぎるせいで、ハリウッド版「ザ・リング」シリーズは許されてしまっている感じがする。

日本映画「リング」をナオミ・ワッツ主演でハリウッドリメイク。あるビデオテープを見ると7日間以内に死んでしまうという基本的なシナリオはほぼ同じ。詳細な設定やラストは異なる。当時ハリウッドがネタ切れに直面している例としてよく本作が挙げられていたのを覚えています。

日本版とリメイク版両方見ている状況で言わせてもらえば間違いなく日本版の方が怖い。やっぱり日本人が作っているだけあって恐怖に対する感性が近いからなのだろう。字幕に気を取られなくてもいいというのも大きい。そんな中でハリウッドリメイクである本作は外国人が演じているとそれだけで雰囲気ががらりと変わることに存在意義があると思います。同じシナリオでも怖さの質が違うあたりは面白いです。

演出に関しては今何が起こっているのかその状況を説明する方法があまり上手でないため散漫になってしまった印象を受けました。映像を出されてもその後に言葉による説明がないと把握しにくいのが難点。止め絵が多くて激しいアクションなどは少なかったのは好印象でした。

また貞子(本作での役の名前を忘れた)はアメリカ風にアレンジされているのであまり怖くなかったです。ワープするところは思わず笑ってしまいました。主人公が貞子の父親に無許可で侵入してビデオを鑑賞しているシーンが一番怖かった。

原作を読まないと本作だけでは話の全体像をつかめないところに若干のストレスを感じましたが、ホラー映画としては楽しめました。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

ザ・リング [Blu-ray]
クリエーター情報なし
角川書店

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