映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

レギオン

2011-04-26 23:42:23 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督  スコット・スチュアート
キャスト ポール・ベタニー、タイリース、ケヴィン・デュランド、チャールズ・S・ダットン、デニス・クエイド、ルーカス・ブラック、ジョン・テニー
2010年 アメリカ
ジャンル:アクション、ホラー、ファンタジー

【あらすじ】
モハベ砂漠に寂しく佇むダイナーが突然不気味な怪物たちに襲撃された!そこに、完全武装した男ミカエルが現れる。彼は、神が人類を見限り人間を皆殺しにすべく天使の軍団〈レギオン〉を連れてやってくると警告する。人類が生き延びるためには若きウエートレス、チャーリーのお腹に宿った子を無事に成長させなければならない。鋼鉄の翼を持つ大天使が率いるレギオンが襲い掛かってくる!“迷える子羊たち”である人類は神と天使に太刀打ちできるのか!?

【感想】
天使が人間に愛想を尽かし、襲ってくるというシナリオには興味を持てたのだが、結果として映像が普通のゾンビ映画と何一つ変わらないのが全てを台無しにしたと思います。何でB級ゾンビ映画を見ているのかという感覚に襲われた。

まず第一にミカエルとかカブリエルとか御なじみのキャラがはっきり言ってダサい。天使達が威厳やら風格を持っているのは必要最低条件。これがない本作は作品として苦しいのは間違いないでしょう。天使のくせにやけに人間臭いのでは魅力がないです。

それから天使が人間を攻撃する方法というのが人間の体を乗っ取って襲ってくるというもの。基本は人間なので銃で簡単に殺せてしまいます。また主人公達への攻撃方法も極めて単調。途中、子供のふりをして騙すシーンが挿入されていますが、これもどこかで見たことがある内容です。そもそも天使のくせにそんな汚い手口を使うなよとツッコミたくなります。要は絵的にゾンビ映画と変わらないので斬新さが全くないです。B級ゾンビ映画ファンのための作品ならこれでもいいのでしょうが、本作では的外れでしょう。

それ以前に神が人間界を支配する大一番の戦いがレストランでの銃撃線というあまりのスケールの小ささに閉口してしまいます。ただのウエートレスの子供がなぜ人類を救う救世主であるのかも全く意味不明でしたし・・・・。

映像重視とはいってもここまでシナリオがいい加減だとさすがに酷評は当然でしょう。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

レギオン [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

最新の画像もっと見る