映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

2009-10-02 00:06:12 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 マイク・ニコルズ
キャスト トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ネッド・ビーティ、オム・プリ、ピーター・ゲレッティ、デニス・オヘア、エミリー・ブラント
2007年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、実話

【あらすじ】
ソ連に攻め入られ悲惨な戦場と化したアフガニスタンの映像を目にしたチャーリー・ウィルソン議員は、たったひとりで小国を守るための一大プランを計画する。

【感想】
トム・ハンクスが軽い。

この話からするとチャーリー・ウィルソンという人は政治家として大きな仕事をした人のはず。アメリカ国内での調整だけでも大変なのに利害関係の塊のようなアフガン周辺国における根回しまで実質全て一人でやったわけですから。これだけの人や物資を動かせるというのは本当なら政治家として相当な豪腕であるはずなのですが、それが全く伝わってこないです。

もちろんチャーリー・ウィルソンが本当にこのような軽いキャラだったのかもしれません。ただもしそうだったとしても、こんなに軽い性格の人が苦労をする素振りを見せずに大仕事を成し遂げても残念ながら、鑑賞側に伝わるものは少ないと思います。ジェームス・ボンド見たいな超人じゃないのですから。ただ本当に国のために仕事をしてくれる政治家であるならば多少の不祥事は見逃すような風潮があってもいいなとは思いました。日本のことです。

それから、本当は言いたくないことなのですが、この作品について素直に感動できないのは現状のアフガニスタンがあるからだと思う。ソ連のアフガンへの攻撃に対してアメリカが武器を供給したのは過去の話であって今は違うことが起こっているのですから・・・。状況が変化するもっと前に製作するべきだったでしょう。

現状のアフガンなど全く気にしない人なら関係ないのかもしれませんが、そうもいかないのではないかと思います。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [DVD]

UPJ/ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る