監督 ジョージ・A・ロメロ
キャスト サイモン・ベイカー、デニス・ホッパー、アーシア・アルジェント、ジョン・レグイザモ、トム・サヴィーニ、サイモン・ペッグ
2005年 カナダ、フランス、アメリカ
ジャンル:ホラー
【あらすじ】
ある日突然、謎の原因で死者が甦り、人間を襲ってはその新鮮な肉に喰らいつく。襲われた人間もまた生ける屍=ゾンビとなり果てしのない増殖を繰り返し、もはや生き残った人間はごく少数にまで減っていた。人間たちは二つの川に挟まれた土地に要塞都市を築きゾンビの侵入に怯えながら生活していた。そんな中にあって都市の中心にそびえる高層ビルでは一部の金持ちと権力者が贅の限りを尽くした優雅な暮らしを満喫していた。彼らは高級な生活を維持するために傭兵軍を組織し、都市の警備と、外の世界から物資を調達してくる任務に当たらせていた。ところが、こうした生活に不満を抱く人間が一部に出始める一方、ゾンビの中にもある驚くべき変化が起こっていた・・・。
【感想】
21世紀になっても、大半の人達からは飽きられているとわかっていても、一部のファンのためにゾンビ映画を撮り続けるジョージ・A・ロメロに拍手を送りたくなります。
2005年にもなってゾンビ映画を作る資格があるのは元祖であるこの人だけでしょう。なにせモノクロ時代から作り続けているのですから。
今回はシナリオが若干凝っていて「人間」対「ゾンビ」というのは正確ではなく、「支配者側の人間」対「一般人」対「ゾンビ」という三つ巴の図式になっています。その分、それぞれの人間の立場が深く描写されているのですが、正直に言えば、これが結構複雑でわかりにくかったです。事前に心の準備ができていないとシナリオを見失ってしまう可能性があります。
映像的にはゾンビに対して銃を乱射して派手に殺していくのが印象的ですね。人間のやってることも相当酷いのではないかと思う程です。それでも病原菌のように増殖する脅威を見せられるとそれも仕方がないことなのかもしれません。このあたりの理不尽さや複雑な事情が絡み合うバランスの良さがジョージ・A・ロメロ が作り出したゾンビシリーズの魅力だと思います。
本物のゾンビ映画が好きな方にはお薦めできます。
お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆
キャスト サイモン・ベイカー、デニス・ホッパー、アーシア・アルジェント、ジョン・レグイザモ、トム・サヴィーニ、サイモン・ペッグ
2005年 カナダ、フランス、アメリカ
ジャンル:ホラー
【あらすじ】
ある日突然、謎の原因で死者が甦り、人間を襲ってはその新鮮な肉に喰らいつく。襲われた人間もまた生ける屍=ゾンビとなり果てしのない増殖を繰り返し、もはや生き残った人間はごく少数にまで減っていた。人間たちは二つの川に挟まれた土地に要塞都市を築きゾンビの侵入に怯えながら生活していた。そんな中にあって都市の中心にそびえる高層ビルでは一部の金持ちと権力者が贅の限りを尽くした優雅な暮らしを満喫していた。彼らは高級な生活を維持するために傭兵軍を組織し、都市の警備と、外の世界から物資を調達してくる任務に当たらせていた。ところが、こうした生活に不満を抱く人間が一部に出始める一方、ゾンビの中にもある驚くべき変化が起こっていた・・・。
【感想】
21世紀になっても、大半の人達からは飽きられているとわかっていても、一部のファンのためにゾンビ映画を撮り続けるジョージ・A・ロメロに拍手を送りたくなります。
2005年にもなってゾンビ映画を作る資格があるのは元祖であるこの人だけでしょう。なにせモノクロ時代から作り続けているのですから。
今回はシナリオが若干凝っていて「人間」対「ゾンビ」というのは正確ではなく、「支配者側の人間」対「一般人」対「ゾンビ」という三つ巴の図式になっています。その分、それぞれの人間の立場が深く描写されているのですが、正直に言えば、これが結構複雑でわかりにくかったです。事前に心の準備ができていないとシナリオを見失ってしまう可能性があります。
映像的にはゾンビに対して銃を乱射して派手に殺していくのが印象的ですね。人間のやってることも相当酷いのではないかと思う程です。それでも病原菌のように増殖する脅威を見せられるとそれも仕方がないことなのかもしれません。このあたりの理不尽さや複雑な事情が絡み合うバランスの良さがジョージ・A・ロメロ が作り出したゾンビシリーズの魅力だと思います。
本物のゾンビ映画が好きな方にはお薦めできます。
お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆
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