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Disney'sクリスマス・キャロル

2011-08-21 23:43:18 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ロバート・ゼメキス
キャスト ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、ロビン・ライト・ペン、コリン・ファース、ボブ・ホスキンス、カラム・ブルー、ダリル・サバラ、ケイリー・エルウィズ
2009年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、ファンタジー

【あらすじ】
19世紀のロンドン、クリスマス・イブ。スクルージは嫌われ者の強欲で冷酷な老人だった。事務員のクラチットが冷え切った事務所で震えつつ働く傍ら、金貸しのスクルージはいつもどおり、金貨の勘定に余念がない。甥からのクリスマス・ディナーへの誘いも、貧しい人々への寄付も、スクルージには金と時間の無駄。人々が互いに慈悲を分かち合うクリスマスの精神など腹立たしいだけだった。

【感想】
フルCG。人の動きと背景を別々に作成して後で合成しているのがわかってしまうのがもったいなかったです。まるで性能のいい家庭用ゲーム機の画面を見ているようでそこから抜け出していないという印象です。

確かにフルCGの映像は素晴らしいです。特に時計の部屋の場面は黄金の光の美しさに息を呑むほどでした。しかしロバート・ゼメキスであれば前述した合成だとわかってしまうCGの問題点を克服するような画期的な作品を作って欲しかったです。もしこれができたのであればかなりの高評価をしてもよかった。また映像に立体感があり、元は3D映画なのかと勘違いしてしまったほどでした。十分印象に残ると思います。

内容的にには嫌われ者の年老いた主人公が精霊に連れられ現在・過去・未来の世界を案内されることで善人になるファンタジー映画。原作は読んでいないのですが、恐らく資本主義に対する批判やら死後の世界の部分がもっと強く描かれているのではないかと予想しています。本作はディズニー作品らしく「やんわりと」でした。

私はロバート・ゼメキスがフルCGに挑むのは反対ではないので、もっと質の高い画期的ものを世に送り出してもらいたいです。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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クリエーター情報なし
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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