カンバセーションズ

監督　ハンス・カノーザ
キャスト アーロン・エッカート、ブライアン・ジェラティ、トーマス・レノン、ヘレナ・ボナム＝カーター
2005年　アメリカ、イギリス
ジャンル：ラブストーリー、コメディ、ロマンス

【あらすじ】
マンハッタンのホテルでのウエディング・パーティで再会した昔の彼。すべてが想い出になったと思っていたのに、止まっていた時計の針が動き出す。

【感想】
個人な話で恐縮ですが、知り合いに職場結婚した夫婦がいて色々あって離婚したのですが、同じ会社なので仕事の打ち合わせなどでどうしても一緒になってしまう機会が何度もあります。しかしその際には逃げるようにお互いを避けていたのを思いましました。これを見てしまうと現実とこの映画の話は違うなあなんて思ってしまいます。いずれにせよ30代後半の男女の人間関係は20代のそれよりも複雑な事情があるのは確かだと思います。

この映画のもう一つの特徴は2画面を採用したことにあります。新しい試みにチャレンジするのは悪いことだとは思いませんが、正直言ってこれは非常に見にくかったです。大事なところだけではなく、常に2画面なので全く不必要なシーンが多数ありました。それだけならまだしも、この演出によって集中力を妨げられてしまったのが一番残念でした。失敗だったのではないでしょうか。

普通の元夫婦が寄りを戻そうとするだけの単純な話でもよかったのではと思います。

お薦め度：★★★★☆☆☆☆☆☆

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