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コラテラル・ダメージ

2008-10-28 09:37:24 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 アンドリュー・デイヴィス
キャスト アーノルド・シュワルツェネッガー、イライアス・コティーズ、フランチェスカ・ネリ、クリフ・カーティス、ジョン・レグイザモ、ジョン・タートゥーロ、レイモンド・クルツ、グレッグ・コリンズ
2001年 アメリカ
ジャンル:ドラマ、サスペンス

【あらすじ】
爆破テロにより、目の前で愛する妻子を殺されてしまったLA消防庁の隊長ゴーティ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、事件の捜査がなかなか進まないことに苛立ち、ついにテロリスト集団が潜伏するコロンビアへと旅立っていく。

【感想】
結末をこれでスッキリ解決したことにしてしまう思想が実にアメリカらしい。両国民、特にテロ側であるコロンビア側の国民感情や社会情勢などの根本的な問題、つまり最も肝心なことは何も解決していないのではないかと思うのであるが・・・・。それだけにここでは一応の解決を見たけど、また同じようなことが直ぐに繰り返されるだけの話ではなかろうか。

コロンビア人のテロリストに妻子を殺された主人公が、単身で敵国に乗り込むのですが、実は敵のテロリストも実の子供をアメリカ人に殺されたのが原因でテロに染まっていったことを知ってシュワルツェネッガーは復讐への気持ちがトーンダウンしてしまい相手の事情も考えるようになります。ここまでは良かったと思うのですが、ラストでそれまでの経緯は一切無かったように冷酷に敵を殺してしまうので全てぶち壊してしまったと思います。

全体的にシナリオの面で色々気に入らなかった点が多かったです。またシュワルツェネッガーが車にはねられたり、警察に直ぐに捕まってしまったり、爆破をしくじったりと今ひとつ冴えないキャラだったのが、彼が今まで演じてきた役を考えると違和感がありました。

真犯人の正体は意表をつかれたのでここは唯一良かったと思います。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

コラテラル・ダメージ 特別版

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