監督 アーニー・バーバラッシュ
キャスト キューバ・グッディングJr.、ヴァル・キルマー、マイケル・アイアンサイド、レイチェル・ラトレル、タティアナ・マズラニー
2009年 アメリカ、カナダ
ジャンル:SF、アクション
【あらすじ】
財政破綻で崩壊状態の政府に代わり、巨大企業ホープ社の監視下に置かれた近未来社会。妻と共に交通事故に遭い、脳に深刻な損傷を負ったルークは一命を取り留めるものの、妻が助からなかったことを知らされる。以来、激しい頭痛や幻覚に悩まされる彼の脳内には、何とホープ社が手術の際、人間を操るコンピュータ・チップを移植していた。そんな中、ルークはレジスタンスのリーダー、ハルにホープ社撲滅の協力を求められ…。
【感想】
ヴァル・キルマーが出演しているB級映画はそのカテゴリの中では上質なものが多いと勝手に思っていましたが、本作については凡作という表現がふさわしいです。
どこかで見たことあるような映画のいいとこ取りであるにもかかわらず、焦点がぼやけて印象が弱いです。近未来の映像はブレードランナー風で主張として過度な経済競争を風刺したり、妻を殺された主人公が復讐したりと短いわりに忙しい内容になっています。
保険料も支払えない人に最新技術のチップを埋め込んで広告で誇大な利益を上げるという発想が完全に破綻しています。「採算取れんのかよアホ」という以前の問題でわずか600人だけとか鑑賞している人間をおちょくっているのかと怒りに近いものが込みあげてきました。
他にも物足りないのは妻の復讐の部分で主人公は記憶喪失になっているため、妻が殺されたことに対してあまり感情を表に出さない点。ラストでピンチに陥った際に妻の存在が主人公を救う程度なのはもったいない印象を受けてしまいます。
また大企業との戦いもテーマの一つですが、せっかく多くの犠牲を出しつつも黒幕ヴァル・キルマーを倒したのに、ラストで巨大企業ホープ社にとってはかすり傷程度との説明に突き落とされました。
まさか、この程度の内容で続編を視野に入れていたとは。断固、拒否します。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
キャスト キューバ・グッディングJr.、ヴァル・キルマー、マイケル・アイアンサイド、レイチェル・ラトレル、タティアナ・マズラニー
2009年 アメリカ、カナダ
ジャンル:SF、アクション
【あらすじ】
財政破綻で崩壊状態の政府に代わり、巨大企業ホープ社の監視下に置かれた近未来社会。妻と共に交通事故に遭い、脳に深刻な損傷を負ったルークは一命を取り留めるものの、妻が助からなかったことを知らされる。以来、激しい頭痛や幻覚に悩まされる彼の脳内には、何とホープ社が手術の際、人間を操るコンピュータ・チップを移植していた。そんな中、ルークはレジスタンスのリーダー、ハルにホープ社撲滅の協力を求められ…。
【感想】
ヴァル・キルマーが出演しているB級映画はそのカテゴリの中では上質なものが多いと勝手に思っていましたが、本作については凡作という表現がふさわしいです。
どこかで見たことあるような映画のいいとこ取りであるにもかかわらず、焦点がぼやけて印象が弱いです。近未来の映像はブレードランナー風で主張として過度な経済競争を風刺したり、妻を殺された主人公が復讐したりと短いわりに忙しい内容になっています。
保険料も支払えない人に最新技術のチップを埋め込んで広告で誇大な利益を上げるという発想が完全に破綻しています。「採算取れんのかよアホ」という以前の問題でわずか600人だけとか鑑賞している人間をおちょくっているのかと怒りに近いものが込みあげてきました。
他にも物足りないのは妻の復讐の部分で主人公は記憶喪失になっているため、妻が殺されたことに対してあまり感情を表に出さない点。ラストでピンチに陥った際に妻の存在が主人公を救う程度なのはもったいない印象を受けてしまいます。
また大企業との戦いもテーマの一つですが、せっかく多くの犠牲を出しつつも黒幕ヴァル・キルマーを倒したのに、ラストで巨大企業ホープ社にとってはかすり傷程度との説明に突き落とされました。
まさか、この程度の内容で続編を視野に入れていたとは。断固、拒否します。
お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆
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