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ザ・コア

2009-11-23 07:29:38 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 ジョン・アミエル
キャスト アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、デルロイ・リンドー、スタンリー・トゥッチ、チェッキー・カリョ、リチャード・ジェンキンス、アルフレ・ウッダード
2003年 アメリカ、イギリス
ジャンル:アクション、SF

【あらすじ】
シカゴ大学の地球物理学者ジョシュは、一連の不可解な異常現象を分析。彼はその原因として、地球の“コア”の回転が停止していることを突き止める。
それは、磁場のなくなった地球が太陽光線をまともに受け、1年以内に焼き尽くされることを意味していた…。

【感想】
「アルマゲドン」を空ではなく、地球の中心に向かって突き進むパターンに置き換えた形。

こういう「地球の危機を救え」という映画って腐るほど作られていますけど、どれも主人公達が任務を果たした後で生きて帰ってくるのは状況的に絶対無理にもかかわらず、理由をこじつけて帰還してしまうのでそれまでの苦労自体が胡散臭くなってしまう。(川口浩探検隊が来るときあれだけいた蛇や蠍が帰りにはいやしないと替え歌にされていたのと同じ)

ハリウッド映画に対して「それを言ってはおしまいだ」と思われるかもしれませんけど、あまりに強引過ぎる本作などは拒絶反応が強く出てしまいました。地球の中心まで突き進んでそこで動力と一緒に核爆弾爆発させて行ってどうやって地上まで戻れるというのか。理論的に完全に破綻していることをそうではないと鑑賞側に無理やり押し付けられるのは馬鹿にされている気がする。任務を遂げたのだから一方通行で心置きなく死ねばいいんじゃないのと思う。頼むから生きて帰ってこないでくれ。
もっとも地球が活動を止めた真の理由からしてその場の勢いでこじつけたような説明でした。全体的にもう少し詳細を詰めてほしかった。

SFなので多少の矛盾は全く問題ないです。それにしても本作までやってしまうと完全に限度を越えてしまった。こういう感想を持ってしまうのも結局は「アルマゲドン」二番煎じだからでしょう。紙一重であるのも事実。それだけに二番煎じである以上は映像が派手なら何でもいいというものではないです。

ヒラリー・スワンクにとっては「ベスト・キッド4」と並び消したい過去でしょう。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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