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キャスパー 

2008-12-23 17:16:56 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 ブラッド・シルバーリング
キャスト クリスティーナ・リッチ、ビル・プルマン、キャシー・モリアーティ、エリック・アイドル、デヴォン・サワ、エイミー・ブレネマン、ダン・エイクロイド
1995年 アメリカ
ジャンル:ファンタジー、ドラマ

【あらすじ】
母を亡くして以来、心を閉ざしている少女キャット(クリスティーナ・リッチ)。彼女は心霊学者の父ジェームズ(ビル・プルマン)とある古い屋敷に住むことになる。この屋敷を相続した強欲な女性キャリガン(キャシー・モリアーティ)が、ここに宝が眠っていることを知ったものの取り憑くゴーストに手を焼き、ジェームズに除霊を依頼したのだった。ゴーストたちは、早速悪事を働きキャットたちを困らせるが、孤独な少年ゴースト、キャスパーだけは、彼女と仲良くなろうと奮闘するのだが・・・。

【感想】
悪いとは思わないのですが、スピルバーグが製作に関わったキャラクター系の映画といえば、どうしても「グレムリン」とか「E.T」等の往年の名作を連想してしまうので、ただでさえ期待が大きかった上、これらと比べるとキャラの魅力が今ひとつで観客の心を掴むことができなかったため人気が出なかったと思います。子供向けで物足りないという評価が多かったそうですが、物足りないと感じてしまう理由は違うところにある気がします。

しかしながらラストでキャスパーが人間に化けてキャットとダンスするシーンだけは良かったです。全体的にドタバタ劇としてはしっかり作られていましたが、冒頭のキャスパーと出会うシーンとラストの間がやや中だるみしてしまったのが少し残念ではありました。
また小さな笑いを誘うシーンが途中いくつか見られます。メル・ギブソンやクリント・イーストウッドが出てきたり(このためにわざわざ出演したのか他作品を引用しただけなのかは不明。)ゴーストバスターズが出てくるのはファンには嬉しい演出でした。

当時としては、CGをフル活用することで新しいものに積極的にチャレンジした姿勢は評価したいです。また子供の頃に見ていれば、好きな映画になっている人も多いのではないでしょうか?

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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