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アンダーワールド

2010-03-18 00:15:14 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 レン・ワイズマン
キャスト ケイト・ベッキンセール、スコット・スピードマン、マイケル・シーン、シェーン・ブローリー、ビル・ナイ、ソフィア・マイルズ、ロビー・ギー
2003年 アメリカ、ドイツ、イギリス、ハンガリー
ジャンル:アクション、ホラー

【あらすじ】
数百年にわたって戦い続けてきた吸血鬼族と狼男族。そんな中、吸血鬼の女戦士セリーンは、狼男族がマイケルという人間の青年を執拗に追いかけていることに疑問を抱く。陰謀の匂いを嗅ぎ取ったセリーンは、狼男族同様、マイケルを追うが、やがてこのマイケルになぜか心惹かれていく。しかしマイケルがなんと狼男族の君主に噛まれてしまい……。

【感想】
ダークな画面に吸血鬼と狼男をCGで描くことで独自の雰囲気を出そうとしたのが狙い。現時点で3作まで製作されていますのでそれなりに受け入れられたようです。

シナリオは吸血鬼族(ヴァンパイア)と狼人間族(ライカン)の長年に渡る争いにある中で主役の女吸血鬼のセリーンが今まで信じてきた「戦う目的」に対する秘密が明かされるというものです。ネタバレになるので書きませんが、隠された秘密については非常にお気の毒な内容であるにも関わらず伝わってくるものが弱かったです。多分、人間ではないからなのだろうと思う。知能が高い動物が殺されているような感覚。

登場人物が多く意外と複雑なので能天気に眺めていればいいようなお気楽な映画ではないので注意が必要。かといって大作のような重量感があるようなものでもないので中間に位置すると思う。

アクションも今となっては地味な部類に入るかもしれない。特にラスボスが切り刻まれてしまったシーンはあっさりとしていました。ただし映像的な特徴である青色系に統一した色彩は個人的には好みです。これがあったおかげで続編もしっかりと観ています。一方でCGについては特に注目すべき点はないです。

シナリオ、アクション、映像、どれを取っても無難な作品だと言えるでしょう。確かに2003年当時のテーマとしてはヒットしそうな内容だったと思います。

主演は「パール・ハーバー」でお馴染みのケイト・ベッキンセールです。クールで感情を表に出さない役だったのでそれまで戦ってきた理由が根本から覆されるような真相が明らかになった時でも相手に対して機械的に報復していた感じでした。クールさを出したのでしょうけど、少し違うのではないかという気がしました。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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