映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

デジャヴ

2010-07-30 11:29:20 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 トニー・スコット
キャスト デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼル、アダム・ゴールドバーグ、エルデン・ヘンソン、エリカ・アレクサンダー、ブルース・グリーンウッド、マット・クレイヴン、エル・ファニング、マイケル・アラタ
2006年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、アクション、SF

【あらすじ】
多くの犠牲者を出したフェリー爆破事件を捜査するダグは、ある女性の遺体を発見した瞬間、彼女を知っていることに気付き…。

【感想】
確かにある意味では時系列いじくり映画の最高峰。この部分を高く評価している人も多い。ただ私に言わせればここまでやるともう完全にSFの世界。本来の時間を交差させる演出が持つ意味や目的からは大きく逸脱してしまっている。

この手の映画に細かい矛盾を指摘するものなら怒られそうだが、それでもこれだけは指摘させていただきたい。

現在から過去に行って歴史を変えてしまうと、現在の世界は消滅するだろうとか言っているのにそれでも500人と恋した女を助けるために過去を変えようとするわがままな主人公の行動が引っかかる。どちらが得なのか地球の全体の利益をしっかりと考えて天秤にかけていただきたかった。現在に残された科学者達も笑顔を送り出すなよと言いたくなる。事故を防いてエンディングが流れている裏で「現在の世界」の人間は全滅したものと私は解釈しました。

映画のパターンとして最初は本格的なサスペンスだと思わせておいて後半から現実離れしたSF路線に変貌するこの「流れ」の部分をどう捉えるかだと思う。普通に考えればチープでしょう。ただ多くの人にそのように思わせなかったのはデンゼル・ワシントンという当時最も勢いのある役者が主役だったからであるのは間違いない。

一応、オチがあるがこれはバレバレだった。過去の世界に行ったのに、過去の自分が最後まで出てこなければ誰だっておかしいと思うはず。

観る人によっては斬新かもしれないが、私には単にややこしくしただけに映った。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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