日本伝統工芸展

2012年09月26日 | art


今年も友人の金工の作品が入選したというので、三越で開催されている日本伝統工芸展へ、レッスンの後に足を延ばした。
正会員になっているとはいえ、毎年入選する彼女の情熱、努力には敬意を払う。
彼女とは会場で会う。
技術力とデザイン力がますます上がっている。
またまた、刺激を受ける。
その裏には様々な苦労は勿論のこと、最近は年齢のせいで目が見えにくくなっているらしい。
それって、わかるぅ。 悲しいことに私もだから。
ルーペをかけても繊細な作業は、だんだん無理になってきたとか。

今回の工芸展は、陶芸作品がいつにも増して多いような印象を受けた。
陶芸をする人は増えても、それに反して金工をする人は少なくなっていると聞く。
大学でも、いまや工芸科の中に金工は無くなってしまったというし。
確かに、金工は材料が高価…だしね。

                      


 

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温泉でのんびり

2012年09月24日 | おでかけ

           

久しぶりに、本当に久しぶりという感じで、連休に温泉へ。
なにしろ、心身をのんびり、ゆったりしたくて…
姪も誘って、イザ鬼怒川へ。

鬼怒川に来たのも久しぶりだった。
数年前に、姉と姪と私の3人で来たことを思い出した。

そして更に10年以上も前に、かつてのテニス仲間3人で来たことも。
あの頃は会社の慰安旅行も少なくなり、駅前も閑散として寂しい限りだった。

駅前まで行ってみたら、すっかり観光地らしくきれいになり、新しい洒落た店舗も増えていた。

今回は2泊したので、のんびりできた。
母はショートステイにお願いして、愛犬2匹は動物病院でお泊り。
なので、出かける前に2箇所を回らなくてはならず、忙しかった。
母のショートステイは2度目とはいえ、施設で荷物のチェックなどで結構時間がかかってしまった。
以前は行きたい時に出られたのが、今はお休みが取れてもなかなか出られなくなったのが…。

のんびりが目的だったので、足を延ばしたのは
日光の中禅寺湖や中禅寺。

           


そして姪が行ったことがないというので、湖畔のイタリア大使館の別荘へ。
お天気はイマイチだった。

           

           

           


そして、鬼怒川のライン下りは2度目だが、今回は水量が少なくて流れがゆっくりなのでスリルを求める私たちには、ちょっとがっかり(苦笑)
前回のライン下りは急流でスリル満点だった。
新しい揺れるつり橋もでき、紅葉シーズンの眺めは素晴らしそう。

           

3日目は姪に仕事が入っているので、宇都宮で車を降り、一足先にJRで東京へ。
なので、残された私たちは、有名な宇都宮餃子なんぞをいただいて帰路についた。

まぁ、温泉に何度も浸かり、美味しいもの三昧で体重も増加し、家に帰れば現実の日常が待っていた。

 

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最強のふたり

2012年09月13日 | movie

今や、巷やネットで評判の良いフランス映画「最強のふたり」を観る。

フランス国民の3人に1人が観たというこの映画は,後味の良いハートウォーミングな内容だった。
何しろ実話というところで観客を動員してしまうのか、映画館はウィークデーの夜なのに思いのほかシートがうまっていた。

小説を書くのにも出だしの掴みが重要とよく言われるが、この映画のファーストシーンも掴みが良い。
おまけに其の時のバックミュージックが、懐かしい~~あの「アース ウィンド&ファイア」のご機嫌なSeptember。
だから9月公開かしら?
お金持ちの障害者と、様々な問題を抱えている貧しい介護者の両極端なふたりが出会って、互いの人生に深く入り込んでいく。
フランスらしい洒落た会話が楽しめた。

感動で泣く映画らしいけれど、う~~ん、私は泣くまではいかなかった。
私も年齢を重ね、色々な人生を見すぎているし。

しかし、この「最強のふたり」という題名が…意味はわかるけれど、私にはどこかしっくりこない。

           

 

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契丹て?                                 記事のタイトルを入力し

2012年09月11日 | art

久々の更新。
このところ、毎日時間が足りない。
やはりこの夏は身体に堪えたし、やらねばならないこと、考えねばならないことがどんどん溜まっていく。

そんな中、レッスンの帰りに藝大美術館で開催されている「契丹」展に寄る。

                  

実は新聞屋さんに招待券をいただいたので…
なので、契丹という言葉は知っているけれど、かつてのモンゴルあたりにあった国?ぐらいにしか思っていなかった。
歴史はすごい苦手、日本史も世界史も。

実は契丹(遼王朝)とは10世紀初頭にモンゴル平原で生まれ、200年で滅亡してしまった遊牧民を主体とする王朝だそうだ。

そして、今回の展示は契丹の3人のプリンセスに関する遺跡から出土した、様々な遺物や宝物が展示されている。
実際にどのような文化をもっていたのか、勿論私には分からなかったが、ひとつひとつ鑑賞していくとなかなか興味深い遺物たちが目を引く。
まだ完全な唐三彩にはなっていない陶器や織物、宝石のちりばめられた鏡箱や皮袋を模した白磁の壺。
周囲の国の影響を受けているのがわかる。
若くして亡くなったプリンセスが葬られる時に被った金のマスクや、変わった造形の木棺は興味を惹いた。

         


多分チケットを頂かなければ、絶対に足を向けなかったはず。
今まで知らなかった文明を少しだけ知り得た。

 

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