こうして今年も過ぎ去る

2008年12月31日 | diary
日本の年末は、紅白歌合戦か格闘技を観ながら過ごす人が多いらしい。
かくいう私も、多分観るのは格闘技。

近頃の歌はほとんど分からない。
紅白歌合戦に出ている歌手も名前と顔が一致せず、若い人はみんな同じような顔にさえ思える。

年末最後の買い物でモールに行ったついでに、息子とさいたまスーパーアリーナに向かって歩いていると、今夜の格闘技を観にいく人たちで駅は大混雑。
長丁場になるからなのか、持っている袋から透けて見えるものは大量の食料品や飲み物や果物。


               


例年の如く格闘神社ができて、その屋外の舞台には今日の寒さと強風の中、超薄着のラウンドガールが並んでいた。(風邪を引かねば良いけれど)


こうして可も無く不可も少なかった(無いとはやはり言えない)私の2008年は暮れていくのであった。
健康で過ごせたことが、今年の1番の幸せだったと思う。



今年もありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
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今年最後の忘年会

2008年12月30日 | おでかけ
昨夜は、今年最後の最後の忘年会&セッションパーティーだった。
年の瀬の29日ともなると、主婦の私としては、暮の1番忙しい時期。
大掃除、義母の家訪問、正月準備の買出しなど。
だから、どうしてこんなに押し迫った今頃?と思いながら。
実は、先生が予約する時期が遅れてしまったとのこと。

しかし、最近は何より楽しむことを優先している。
今年は、大そうじナシ(家の中はいつも隅々きれいだしぃ~~)
そして、買出しは早めに終え、楽しいセッションパーティーへ。

出かける前に、とりあえず3曲のみを強化練習。
願わくは、弾かないで済ませられたら…が本音だけれど。
私の場合は、アルコールが入ると、緊張感がなくなりただでさえ下手な演奏が更にメタメタになる。

場所は、2ヶ月前にオープンしたばかりだという都内のライブハウス。

山手線を降り、店を探すべくウロウロしていると、コンサートでデュオったU君とばったり出会った。
自前のウン10万円だと聞いていたエレキベースを抱えていた。
不思議と、どこでもU君と私はバッタリ出会うのだ。
多分互いに、時間に遅れない10分前主義だからかもしれない。
だから、案の定2人は1番のり。

ライブハウスというと、地下とか階上にあるのを想像してしまうが
ナント、このライブハウスは、前面が全面ガラス張りの1階。
音合わせをしていたら、早速カップルが覗き込んでいた。
しかし、佳境に入ると幕が下がる仕掛け。
お食事もなかなか美味しかった。
弾くより、食べるほうが勿論好き。

出席者はピアノ、ベース、ヴォーカルのそれぞれの生徒さん、昔の生徒さんだった方などを合わせて26名。
U君と並んで座っていたら、会うたびに親しくなってきた方たちがテーブルに来て会話が始まった。
年齢、職業、皆それぞれが個性的で、だんだんと会話が濃くなっていくのが面白い。
案の定、最初にU君と私が呼ばれてしまった。
何弾く?何がよい?と言いながらも、この夏のコンサートで弾いた「if i should lose you」をトリオで。
少々酔いが回り、自分のMCで自分でも何を言っているのか分からなくなった後に弾いたらナンダカナ…の演奏だった。

こうして、就職でピアノを辞めることになった通称エバンス君の送別会をも兼ねたセッションパーティーもお開きになり、帰宅したら今回も午前様だった。

             

 B・エバンスを目標にしているという、最高にピアノが上手な大学生。
 ジャズ研のエバンス君
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病・・・

2008年12月27日 | diary
夫は、今日が仕事納めだった。

そして、うちの事務所から独立をした方が、仕事納め後に年末の挨拶に見えた。
彼は2人の息子さんをもち、弟さんのほうは父親の跡継ぎになるべく、その専門の大学を出た。
その息子さんが生まれた時の体重は、なんと4.7キロ。
子供とはいえ、往年の北の湖を髣髴とさせる風貌だった。
私は中学生の頃までしか会ったことが無かったが、相変わらず大きな大きな息子さんだった。
その頃だったろうか、生まれつき視力が出ないことを聞かされた。
ところが、現在ではほとんど見えなくなってしまい、来年から鍼灸の学校へ行くことを、やっと本人が決心したということを伺い驚いてしまった。

最近、中途失明者が増えているとは聞いていたけれど、身近でましてまだ20代の若さ。
中途失明の辛さや、それを支える家族の苦悩などは想像できるものではない。
本人の立場、親としての立場にわが身を置き換えてみると…どう声をかけて良いのか分からない。

病いを得た、まだまだ若い人を思うときに、彼らは自分の運命をどのように受け入れてきたのか、まだ真には受け入れてはいないのか…
それらを考えるとどうしようもなく、私の心がざわついてくる。

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今年最後の勉強会

2008年12月26日 | diary
親戚の山の家に行き、3日ほど滞在しリフレッシュして24日に帰宅した。
出かける前から、何と無く風邪気味。
勿論、医院へ行って薬をいただいたけれど、私は子供の頃から緊張感が解けて気がふっと抜けると、必ず発熱したり体調を崩したりしてしまう。
師走に入り、1年間の緊張が解け始めている?
そんなに緊張しているとは思わないけれど…。

帰ってきた翌日は、今年最後の文芸の勉強会だった。
勉強会などというと、どこか構えてしまうような感じだけれど、ユニークなテーマが白熱して呆け始めた頭に染み渡る。
そして出席された人たちとの勉強後の飲み会で、興味のある不可思議な人間関係が出来つつあるのも面白い。

私は仕事を退き、今は主婦の中にいてこれもこれで楽しいけれど、自分を取り巻く世界が急速に狭まってくる感がある。
すると、これで良いのだろうかと、時々不安の芽が育ち始める。
そんな私に、良い刺激を与えてくれる場のひとつになり、年齢も仕事も何もかもが違う人が、それこそ口コミで集まって、今回は10人。

先生のお知り合いの角川の若い編集者も飛び入りで参加して、私にとっては未知の世界の裏話などをうかがったりと、気がつけば夜も更けてしまっていた。
来年の存続も約束して、帰宅をすれば午前様。
夫は既に寝ていた。
ラッキー!
(ま、遅いからって文句は出たことは無いけれど)
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わたしのクリスマス

2008年12月21日 | おでかけ


渋谷へ行く前に途中下車をして、未だ行ったことの無い『赤坂サカス』に寄ってみた。
TVで観る、イルミネーションも綺麗そうだったし…。

エリアにはTBSの社屋と、それに付随してシアターなどの施設がいくつかある。
しかし、着いてみて驚いた。
何故か、その中にスケートリンクがあるのだ。





そばで見ていた人が、テリー伊藤が2,3日前にここでスケートをして転倒のあげく腰を骨折した、と話していた。
リンクが狭くて、氷がひどく痛んでいた。
大昔に、スケートを得意としていた時期があった。
だからここの氷をみると、エッジをひっかけて転びやすく、危ない気がする。

しかし、店舗などがたくさんある訳ではなく、イルミネーション点灯まで待つ気もなく、早々と切り上げて渋谷に出た。





渋谷のBunkamura、オーチャードホールで小曽根真の“tribute to Oscar Peterson”のクリスマスコンサートがあったのだ。
昨年の12月23日に82年の生涯を閉じたオスカー・ピーターソンを追悼するコンサート。

小曽根真をはじめ、オスカーピーターソンから影響を受けているピアニストは多い。
多分、うちの先生も。
O・ピーターソンは早弾きで、演奏する立場で聴くと超絶技巧過ぎて、なんとなく避けていた。
私も速さの目標数値を決められて、それに向かって練習しているけれど、所詮子供のような手、まして筋力もなし、絶対あの様に弾ける訳がない。

しかしオスカーピーターソンの愛器がベーゼンドルファーなのは有名な話だ。
今回のコンサートで小曽根真が弾くベーゼンドルファーもフルコンサートグランドだった。
鍵盤が88ではなく、97鍵で音域も広い。

そのピアノで、小曽根真が12歳のときに厚生年金会館ホールで初めて聴いたオスカーピーターソンの
CUBANO CHANTで始まった。
ヴォーカルはカナダ人シンガーのディオンヌ・テイラー。
そして2部はいつものビッグバンドのNo Name Horses。

最後はジョンレノンのHappy Christmasの中の歌詞War is over, If you want itを合唱。

アンコールは、Rebornですべてが終わった。

小曽根真のコンサートは行く機会が無く、初めてだったけれど
彼の人柄通りに、観客を大いに楽しませてくれる楽しいコンサートだった。

しかし、折角楽しく素晴らしいコンサートに来たというのに、ノラない人の多いことにも驚いた。
ノラナイというのは、一緒に歌わなかったりと、参加しないのだ…楽しいのか楽しくないのか、単にシャイな日本人なのか?

なんでも楽しんじゃえばよいのにね。
恥ずかしがってなんていないで…

こうして、私のクリスマスは終わった。
コメント (2)
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