乾燥した草のようで、フレーバーも乾草っぽい、漢方薬として使われる金銀花(キンギンカ)です。
私と金銀花の出会いは、小さかった娘のアトピーの治療でした。
上海の名門漢方病院に行って受診しました時、そこで処方されたのは、金銀花の入った生薬です。金銀花は、スイカズラの植物の花で、色は、白か淡い黄色です。散熱やデドックス効果が抜群です。
一方、中医学では、アトピー性皮膚炎の患者の体質は、「湿熱系」と類されます。体に余計な湿気が入り、暑がり屋の方が多いです。
最終的に、娘のアトピーは、年齢とともに、自然に良く治ってきました。
金銀花の入った生薬もしばらく飲んでから、やめました。
しかし、我が家では、金銀花を常備するようになりました。
ハトムギや金銀花を白牡丹にブレンドし、水筒に入れ出すことが多いです。白牡丹等の白茶は、涼性で、体を冷やす効果があります。ハトムギは、体の湿気を一番取り除く優れた穀物です。どちらもアトピーに良いとされています。
但し、金銀花は、かなり寒性の植物です。ダイエットなどのデドックスのためなら、むやみに取らないでください。
次回は、もう一つ金銀花の使ったティーレシピ―をご紹介します。
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