みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

仕事納め

2008-12-29 21:17:08 | Weblog
今日が今年最後の出荷でした。今年も皆様ありがとうございました。

さて、今日は柴田さんの収穫を横目に私は種取り用のネギの植え替えをやってみました。
うちで作っている秋冬用のネギは、5年ほど前に町内の有機農家さんより分けてもらった品種で、それ以来なんとか種を取り続けています。緑の葉っぱまで柔らかく食べられ(関東の人は葉を食べない人も多いけど・・でも食べてください。)、白い部分もやはり柔らかく甘みがあり、うちで鍋にするときは5センチくらいの長さにどんっどんっと切って、そのおいしさを味わってます。
白い部分があまり長く伸びないことと柔らかいがゆえに強風で折れることがあるのが難点ですが、おいしいのであまり深く考えず作っています。
例年の種取りでは、植え替えなどせずに畝の一部を収穫せずに残しておき、6月種が実ったら取る、という比較的お手軽法を採用していました。が、そのせいなのかどうなのか、種を播いて育ててみると、けっこう細っこいネギが混じることが多く、今回は私の独断と偏見により、特においしそうに見えるいかにも凛々しいネギのみを選び、初夏以降放置されてる畑に植え替えてみたのでした。
しかしながらこの放置畑、極めてごろごろ、しかもこんな時期にとっても寒い!生き残って6月に種を実らすことがきるのか心配です。が、もう植え始まってしまったので仕方がない、、、枯れ草布団をのっけてやり、今年の畑仕事は終了です。今年もお疲れさまでした。
明日は毎年恒例、市内の有機農家が集まっての餅つき。
大晦日には残りの大掃除・片付け・何品かお節を作り、帰省の準備をします。
まだ年賀状には手を付けられていないので、新年も遅れることと思いますが、いつも送って頂いている方、新年も楽しみにしてますので、どうぞよろしくお願いします。

干し大根始める

2008-12-21 22:49:30 | Weblog
今年はちっともやる気が出ず、やめてしまおうか、と思っていたたくあん漬け。
が、晴れの続く予報が出たこともあって、にわかに思い立ち、おととい一人タクアン大根を抜きに行きました。
想像以上に抜くのがものすごく大変で(ふつうの大根よりも長い上に、うちの畑の土が固いんです)一人で来たことを早々に後悔。
そしてどろどろの大根をきれいに洗うのにやはり一苦労。年1回のことだと思うからできるのでした。

とはいえ、きれいになった大根が家の前に干される様子はなにやら誇らしいくらいです。雨に濡らさないように空模様に気をつけ、寒さで凍らないように夜は家の中に取り込みます。そして約2週間後、半月に曲がるように干されたらいよいよ漬け込み。その後1ヶ月ほどしたら食べごろです。さて、今年はおいしいたくあんまでたどり着けるのでしょうか。

庭のニワトリ

2008-12-11 12:09:10 | Weblog
久々にニワトリのと殺をしました。
そう、あのうちの庭のニワトリ。

我が家の一員として活躍してくれていたニワトリ。研修先の農家さんでひよこの頃から卵を産み始めるまで約150日、その後1年間産み続け、もう処分するから、とういうことで10羽譲っていただき、我が家で2年がんばってくれました。
ふつうなら魚粉などの高たんぱくなエサが与えられ、卵を産み続けるニワトリたち。でもうちでは、野菜くずや雑草、時々青虫やミミズや魚の骨、台所残飯(といっても野菜ばっかり)、ヌカと小麦とエゴマ、というように、うちにあるものだけを食べて生き延びてきました。それでも、黄色の濃いいい卵をほどほどに産んでくれていて、それはとてもおいしく貴重で、私としてはけっこうかわいがっていたのですが、ここ2~3週間は数日に1個程度の卵しか出なくなり、今回このような決断となりました。
残念だ、とか可哀想だ、という感情がほとんどないのが不思議なところ。意識はしてなかったけれど、ニワトリはペットではなく家畜としてみていたんですね。
卵産まないなら仕方ない、あとは肉しよう、みたいな。

鶏がいなくなって、冷凍庫には肉とガラとモツが。
ガランとした鳥小屋を見ると少し寂しいような気もするけど、そこには貴重な鶏糞が残りました。
肉は私たちの中に鶏糞は畑に入っていきます。やはり大事な一員でした。

また春になったら新しいニワトリを頂く予定です。(新しいといっても処分予定のおばさん鶏だけどね。)