あなたはだあれ？

「STOP THE KOIZUMI　－　改革ファシズムを止めるブロガー同盟」の拠点であり「最新人気ブログランキング２００」にも選出された著名ブログ「世に倦む日日」のタイトル下で微笑んでいる白人男性はいったい誰なんだろう？

たぶんデイヴィッド・ベッカムかブラッド・ピットのどちらかだと思うのだが、どうしても見定めがつかない。そもそも私はイケメン（あまり使いたくない言葉だが）白人男性に興味がないので、いくら見つめても特徴がつかめずイメージが脳の皺に引っかかることなくすり抜けてしまうのだ。
外国のサッカー選手や映画スターには暗い私だが、それでもF１ドライバーなら２０人中１０人くらいの見分けはつく。過去のドライバーならもっとたくさん。とはいえ下位チームやテストドライバーになると誰が誰やら。ドーンポスとかモンテイロとかぜんぜん顔を思い出せない。ドーンポスって名前はドンタコスに似てるよな。などとぼんやり考えているとだんだんあの写真がジェンソン・バトンに似ているように見えてくる。困った。イケメン外人には個性が足りないのではないか。

誰なのかはわからないが、あの写真はthessalonike2さん本人ではないのだろう、たぶん。
自分自身の写真をプロフィル欄に使うブロガーは少ない。すでに顔が知られている、あるいは顔を売ることに何らかのメリットを見込める人がほとんどだ。
似顔絵（acoyoさんとか）や適当な写真（玄倉川の岸辺とか）を使うブロガーは多い。プライバシーを守りつつ適度なキャラクター性をブログに与えるための工夫である。マキャベリの肖像画を掲げておられる雪斎さんもこの分類に入れておこう。
しかしながら、（おそらく）ブロガー自身ではない、（たぶん）外国の有名人の写真をプロフィルに使うブログはかなり珍しい気がする。私のブックマークしている範囲では「世に倦む日日」だけであろう。thessalonike2さんはどういった理由で謎の（謎と思っているのは私だけかも）イケメン白人男性の写真を掲げているのだろうか。ステキなGIFアニメのアイコン（A・B・C）もそうだが、私にはちょっと想像のつかない感性をお持ちのようだ。
「変わった感性を持つ人はユニークな文章を書くものだなあ」となんとなく納得してしまう。「野田聖子入閣」とか「左右連携しての反小泉運動」といった卓抜な（卓抜すぎて常人には理解しがたい）発想の源泉を見た思いである。

それにしてもいったい誰なんだろう、あの写真。

＊　IRIACさんよりご教示いただきました。ミュージシャンのグレアム・ナッシュだそうです。　＊

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