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早朝からとてもやるせないニュースが届いた。
宮崎県の種雄牛の取り扱いに物議が取りざたされただけに、関係者ならずとも唖然とされていることであろう。
貴重な遺伝子源を死守したいという関係者の法定伝染病予防法を圧しての措置も空しい結果になろうとしている。人の成せる限界をまざまざとかかる結果が差し示したことになる。
昨年春から宮崎産の素牛を導入してきた。
忠富士号や福之国号は馴染みの種雄牛となっている。この種雄牛の産子だけでも150頭に及んでいる。
当センターでは、未だこれらの産子の肥育結果は1頭も終えていないだけに残念でならない。
今更愚痴をこぼしたくはないが、本来公の施設なら範を示すが当然である。
立地や感染の強弱を考慮する限りでは、そのことを軽々しく責められないが、同疫が終息を迎えたとしても、他県からの導入がない限り種雄牛の育成には6~7年を要する。
当面は保存中の凍結精液の利用か、家畜改良事業団などからの他力本願となる。
宮崎県の畜産は養豚を含めて未曾有の危機を迎えることになる。
宮崎県の種雄牛の取り扱いに物議が取りざたされただけに、関係者ならずとも唖然とされていることであろう。
貴重な遺伝子源を死守したいという関係者の法定伝染病予防法を圧しての措置も空しい結果になろうとしている。人の成せる限界をまざまざとかかる結果が差し示したことになる。
昨年春から宮崎産の素牛を導入してきた。
忠富士号や福之国号は馴染みの種雄牛となっている。この種雄牛の産子だけでも150頭に及んでいる。
当センターでは、未だこれらの産子の肥育結果は1頭も終えていないだけに残念でならない。
今更愚痴をこぼしたくはないが、本来公の施設なら範を示すが当然である。
立地や感染の強弱を考慮する限りでは、そのことを軽々しく責められないが、同疫が終息を迎えたとしても、他県からの導入がない限り種雄牛の育成には6~7年を要する。
当面は保存中の凍結精液の利用か、家畜改良事業団などからの他力本願となる。
宮崎県の畜産は養豚を含めて未曾有の危機を迎えることになる。
2010年5月22日 19時35分
口蹄疫で、宮崎県が避難させた種牛6頭のうち1頭の感染疑いが確認されたのを受け、東国原英夫知事は22日、「このままいけば県から種牛がいなくなる」と残り5頭への感染を懸念。県家畜改良事業団(高鍋町)が管理する種牛49頭の殺処分方針を見直し、救済を国に要請する考えを明らかにした。知事は記者団に「財産を残したいというのが県の願い。今後、国と協議する」と述べた。
これに対し、現地対策本部の山田正彦農林水産副大臣は「(救済を)認めていいとは思っていない。大臣と相談しなくてはいけない」と否定的な姿勢を示した。
宮崎産の子牛は佐賀や三重などブランド牛の生産地に出荷されており、種牛がいなくなれば、宮崎だけでなく各地への影響も避けられない。
同事業団は種牛計55頭を一元管理していたが、口蹄疫拡大を受け、県は精液提供の9割を担う6頭を13日に西都市に避難させた。15日に同事業団で肥育牛に疑い例が出たため、事業団に残っていた49頭は殺処分が決まった。県によると、これまで49頭に口蹄疫の症状は出ていない。
(共同)
事業団、県、保健所、JA、関係機関の全てが何かとんでもない勘違いをされているみたいです。
種雄牛も関係者の権力の象徴としか見えなくなってきました。
繁殖農家さえ無事であれば種雄牛はまた生まれて来ますよ。
本当に守るべきは繁殖農家ではないでしょうか?
貴重な遺伝的資源を保有する繁殖農家を失えば宮崎県は滅亡してしまいますよ。
作業に携わる方、農家の皆さん、貴重な牛達の頑張りは素直に頭が下がりますが畜産県としての底の浅さには非情に驚きました。
言葉は過ぎたかもしれませんが、最後の線で踏み留まっている繁殖農家を全力で助けてやって下さい。
私は宮崎の繁殖農家が畜産県宮崎の復興の礎となると確信しております。
鹿児島県の種雄牛24日から移動
民間種雄牛は行き先見つからず県に協力要請
新聞よんでまだそんな状態なのかと
救命措置を願い出たとは…信じられません。
宮崎県が種雄牛をどれだけ大切な財産と考えているか、
その損失がどれほどのものか、わからないではありません。
しかし、現場で感じた口蹄疫の恐ろしさ、伝播力の強さが、ここまで来ても、そして現地にいる県の畜産関係者にさえ理解されていないのかということが、あまりにも恐ろしい。愕然とします。
種雄牛は明らかな「クロ」
現在、「シロ」にも関わらず、農家のみなさんに断腸の思いでワクチン・殺処分をしてもらっているのに、
その県が「特別扱いしてくれ」なんて、なぜ言えるのでしょうか?
繁殖農家がどれほど苦労して雌牛を作ってきたか。
「県が許されるなら、うちの牛だって」とワクチン接種を拒否されても何とも言えないでしょう。
県が農家にワクチン接種をお願いしていて、その県が完全な裏切りをしているんです。
国も国です。
冷静な判断できっぱり答えるべきだ。
そんな甘い考えでは、到底、口蹄疫は終息なんてしません!!絶対に。
本当に口蹄疫を甘く見すぎている!
もし、国が種雄牛の殺処分を見送るというような甘い判断を下すようならば、今回の口蹄疫の終息は非常に困難となるでしょう。
日本中への口蹄疫蔓延は時間の問題かもしれない。
高岡町へ飛び火したみたいですし、もはや政府、宮崎県に期待出来る状態ではありません。このままでは九州の畜産に壊滅的状況が待っています。
鹿児島、大分、熊本の県境から中へ向かってワクチン接種をお願いします。
限られたワクチンを火の海の中で使わないで下さい。全く無意味です。
このワクチンは防火帯を作る為に使用すべきです。
10~20㎞圏を早期出荷して煖衝地帯を作る?
無理なのは分かっていますよね!ミヤチクに20万頭の処理能力はありませんよ!
それに飛び火が始まりました。
繰り返し言いますがもはや政府と宮崎県に事態を終息させるすべはありません!
九州全県で対応に乗り出さないと大変な事がおこります。
発症しているとこじゃなくまだ発症してとこで先回りしてワクチンベルトつくらなといけないのに・・・だれが指揮してるのか?