前振りのつもりが、いつ終わるのかわからない状態ですが、怒んないでねー。
写真は、コバノギボウシの種。当地ではそれほど固体数は多くないような感じです。写真の個体は、鮮やかな青色の花をつけていたやつ。これほどたくさん実るのなら、もちっとたくさんあってもいいような気もするんですけどね。
魚に関する趣味というと、ダイビングのほかに、水槽で飼うという趣味があります。実は、クロもかつて飼っていた事があります。まず、子供の頃は、近くの小川などで捕まえた鮒やモツゴやタナゴなんかを大きな土管に入れて飼ったり、そのうち水槽でも飼ったりしてました。そういえば、親父が捕まえてきたクサガメ2匹も飼ってた。餌のミミズをとるのが億劫になって、川に逃がしちゃいましたけど。
もちろん、自然保護なんて観点なんかなくて、子供がなんとなくカブトムシなんかを身近に置きたいという願望を満たすためです。
初めて伊豆の海に潜った時は感激したんですが、日本でも夏はトロピカルフィッシュと呼びたくなるような魚がたくさん見れるんですね。(その中でも死滅回遊魚と呼ばれる魚は暖流に乗って北上したものの寒さで冬には死んでしまうんですが。)こんな魚を水槽で自宅で眺めていたい欲求がわく人は少なくないと思います。ただ、ダイビングをしている人で、自宅でも熱帯魚を(単なる趣味としてですが)飼っている人はそれほど多くないように思います。基本的に、熱帯魚と呼ばれる魚達は水槽での繁殖が難しく、特に海水魚のそれは至難の業です。皆さんが訪れる水族館の魚たちもその多くが消耗品的取扱がされています。そういう意味では、強いて言えばいずれ死に行く死滅回遊魚ぐらいが辛うじて身近に置くことが許される存在かもしれません。(もちろん、これも好ましくないですが)
なーんてえらそうな事をいいつつ、実はクロも淡水の熱帯魚は自然保護なーんて特に考えずに単なる趣味として、飼育していたことがあります。
最初はネオンテトラとかいわゆる良く見る綺麗でかわいいカラフルな熱帯魚達。コリドラスという水槽の掃除屋的なやつなんかは、アルビノの個体が普通に売られているので、熱帯魚のほとんどは人工増殖されているものと漠然と思っていました。熱帯魚屋のおやじにネオンテトラとかどこで増殖させているのかと聞いた時に「こんなのは、アマゾンにいくらでもいるから、わざわざ育てるより捕ってきたほうがずっと安いんだよ。」と言われて、えーっと思ったぐらいの無知さ。
まー、そんなわけで、いいかげんなクロの水槽でも消耗品的取り扱いがされた魚たちの死をもって、この趣味も中断されます。