マニアックな世界へようこそ!
上の写真、花を先に紹介したフウランの株の根元です。タイトル見ずして、この写真だけでピンと来た方、マニアック度99点。セッコック:長生蘭 と同じように、フウランの葉芸を主とした品種群を富貴蘭と称します。富貴蘭は、似たようなたくさんの種類があり、同一品種でも成長度合や、斑の出方にばらつきがあるので、専門家でも区別が難しいものです。似たような葉っぱを区別する手段のひとつに「付」を見るというのがあります。付とは、下の写真のように、葉の基部にある線というより葉と茎の接合部分の模様(ここから、ポロっと枯れた葉は取れます)のことだと思ってください。この線が月型、波型など呼ばれるタイプがあって、品種特定の重要な手がかりになっています。
ここでやっと、上の写真ですが、これは、あるはずの付がない品種です。富貴蘭の仲間入りしたとはいえないフウランの一タイプですが、決して多くはありません。数年前に世に出て、数万円もしたそうです。
花もそれほど特徴的ではなく、「それがどうした?」といわれそうな物ですですが、安いとついつい手が出る足(金)が出るクロでした。
上の写真、花を先に紹介したフウランの株の根元です。タイトル見ずして、この写真だけでピンと来た方、マニアック度99点。セッコック:長生蘭 と同じように、フウランの葉芸を主とした品種群を富貴蘭と称します。富貴蘭は、似たようなたくさんの種類があり、同一品種でも成長度合や、斑の出方にばらつきがあるので、専門家でも区別が難しいものです。似たような葉っぱを区別する手段のひとつに「付」を見るというのがあります。付とは、下の写真のように、葉の基部にある線というより葉と茎の接合部分の模様(ここから、ポロっと枯れた葉は取れます)のことだと思ってください。この線が月型、波型など呼ばれるタイプがあって、品種特定の重要な手がかりになっています。
ここでやっと、上の写真ですが、これは、あるはずの付がない品種です。富貴蘭の仲間入りしたとはいえないフウランの一タイプですが、決して多くはありません。数年前に世に出て、数万円もしたそうです。
花もそれほど特徴的ではなく、「それがどうした?」といわれそうな物ですですが、安いとついつい手が出る足(金)が出るクロでした。
コクランの南国・大型版ね。
ご覧のとおりの地味な花ー。でも、何となく好きなのね。特に斑入りがほしかったわけではないのですが、たまたま手に入ったのが斑入りでした。斑が入ると(特に葉の付け根の斑)花にもその影響が出ます。もともと花は葉が変化したものですから当然といえば当然ですが。この花も、本来はもっと緑が濃いか、もしくは茶色の花が咲くはずですが、ご覧のとおり淡色の花です。でも花は地味なので、斑入りでしたら一般的には、葉っぱが主役かな?富貴蘭や長生蘭ほどじゃないにしても。葉の模様は、新芽によって様々に変化します(暴れると表現する)。この株も斑がない普通の葉を展開する新芽もあり、そういう意味ではそれなりに楽しい。一般的には、斑が綺麗に安定するように、斑がない芽などを欠いたりして、いい斑が出そうなバルブから新芽を出させるようにします。クロはもちろん、増えればいい式だから、そんなもったいないことはしませんが。
ご覧のとおりの地味な花ー。でも、何となく好きなのね。特に斑入りがほしかったわけではないのですが、たまたま手に入ったのが斑入りでした。斑が入ると(特に葉の付け根の斑)花にもその影響が出ます。もともと花は葉が変化したものですから当然といえば当然ですが。この花も、本来はもっと緑が濃いか、もしくは茶色の花が咲くはずですが、ご覧のとおり淡色の花です。でも花は地味なので、斑入りでしたら一般的には、葉っぱが主役かな?富貴蘭や長生蘭ほどじゃないにしても。葉の模様は、新芽によって様々に変化します(暴れると表現する)。この株も斑がない普通の葉を展開する新芽もあり、そういう意味ではそれなりに楽しい。一般的には、斑が綺麗に安定するように、斑がない芽などを欠いたりして、いい斑が出そうなバルブから新芽を出させるようにします。クロはもちろん、増えればいい式だから、そんなもったいないことはしませんが。
頂きものー。って、もらってばっかし。長生蘭だけど、名前がわからないの。でも、きっと白雲龍か昭代だと思う。白雲龍は、芸が進むと昭代と呼ばれ、さらに進むと京丸牡丹となるらしいですが(異論もあります)、どこが境界線かわかりませーん。羅紗地合(しわしわの葉のこと)がそれほど強くなく、丸葉になりかけの感じなので、昭代と白雲龍の中間ぐらいかなー?「どーでもいいですよ!」と言われそう。でも、綺麗でしょ。花はまだ見てません。咲いてくれないかなー。
以前紹介したミニコチョウランと普通のコチョウランです。
どちらも、花が終わって、ホームセンターに処分品として意気絶え絶えで置いてあったもの。別な時に別な場所で購入しましたが、偶然にも花色と値段(200円ぐらい)はよく似ています。
コチョウランの野生種はあまり見た記憶がないですが、ミニがミニなんではなくて、これが普通なのでは。いわゆるコチョウランがあまりに大きな花に改良されたのだと思いますがどんなもんでっしゃろ。
温室がないクロの家では、開花は6月頃になります。さすがに改良を重ねたものらしく、1ヶ月近く咲いています。
どちらも、花が終わって、ホームセンターに処分品として意気絶え絶えで置いてあったもの。別な時に別な場所で購入しましたが、偶然にも花色と値段(200円ぐらい)はよく似ています。
コチョウランの野生種はあまり見た記憶がないですが、ミニがミニなんではなくて、これが普通なのでは。いわゆるコチョウランがあまりに大きな花に改良されたのだと思いますがどんなもんでっしゃろ。
温室がないクロの家では、開花は6月頃になります。さすがに改良を重ねたものらしく、1ヶ月近く咲いています。
地味ーな花ね。花が鈴虫に似ているからね。(写真の固体は、あまり黒い花ではないので、ちょっと似てないね。)好きな花なんだけど、なかなか増えてくれないのね。同じ仲間のクモキリソウなどは、たまに球根が増えたり、種が発芽したりしますが、スズムシソウは、ゼンゼーン。よく展示会などで群植した作品を見かけますが、あれはご自分で増やしたのだろうか?それとも買ってきて植えたのだろうか?買ったとしたらお金持ちー。というわけで、フラスコで大量に増殖されるようになるまでは、新たに購入するのはやめておこうと思ってます。増えなくとも、せめて枯れないでね。
小さな花の写真は、ピンボケばかり。
もっともじっくり写す時間もないので、「ハイチーズ、パシャり」で、あんまりきちんと撮影していませんが。
色も、実物はもっとピンクが濃いですが、フラッシュ当てちゃったので、白っぽく色が飛んでます。
株分けしていただいて、我が家では初花。かつて、図鑑などの写真だけで見ていたときは、もっと大きなランだと勘違いしていました。少なくとも、サギソウよりは大きいのかなと。
栽培書で、小型地性ランに分類されていたので、アレっと思って、実物を見て、また、「あら、かわいいサイズ。」と実感した次第です。サギソウ、カキラン等の湿地性のランと寄せ植えして、かわいくも豪華を狙ったのですが、なんせ全部花期が違うので、思惑は見事にはずれ。でも、単植でも十分かわいく比較的栽培しやすいランだと思います。よく増えて(予定)くれますし。ただ、毎年の植え替えが原則なので、ちょっと手間なので今まで手をつけずにいたというのが本音です。人工増殖した株が大分出回っていますので、高くなければ、まず山野から抜き取った株でないと判断していいと思います。
もっともじっくり写す時間もないので、「ハイチーズ、パシャり」で、あんまりきちんと撮影していませんが。
色も、実物はもっとピンクが濃いですが、フラッシュ当てちゃったので、白っぽく色が飛んでます。
株分けしていただいて、我が家では初花。かつて、図鑑などの写真だけで見ていたときは、もっと大きなランだと勘違いしていました。少なくとも、サギソウよりは大きいのかなと。
栽培書で、小型地性ランに分類されていたので、アレっと思って、実物を見て、また、「あら、かわいいサイズ。」と実感した次第です。サギソウ、カキラン等の湿地性のランと寄せ植えして、かわいくも豪華を狙ったのですが、なんせ全部花期が違うので、思惑は見事にはずれ。でも、単植でも十分かわいく比較的栽培しやすいランだと思います。よく増えて(予定)くれますし。ただ、毎年の植え替えが原則なので、ちょっと手間なので今まで手をつけずにいたというのが本音です。人工増殖した株が大分出回っていますので、高くなければ、まず山野から抜き取った株でないと判断していいと思います。
これはもう、誰でも気軽に庭植えできるランです。
日陰でも、日当たりでも花をつけてくれますし、勝手に増えてくれます。
こんなに丈夫なのに、自生株を見たことがないのは、もともと関東にはあまり自生していなかったのでしょうか?
最近は、中国産との人工交配等も行われて花色もバラエティに富んできましたが、もともとの紫で十分綺麗でしょ。何より、安くて丈夫です。
日陰でも、日当たりでも花をつけてくれますし、勝手に増えてくれます。
こんなに丈夫なのに、自生株を見たことがないのは、もともと関東にはあまり自生していなかったのでしょうか?
最近は、中国産との人工交配等も行われて花色もバラエティに富んできましたが、もともとの紫で十分綺麗でしょ。何より、安くて丈夫です。
何の変哲もないミニコチョウランです。
どうして載せたかたというと、ちょっと変わりもんだから。
コチョウランは、単茎性なので、デンドロビューム(日本で言えばセッコクね)やシンビジューム(日本ならシュンランやカンランね)と違い、バルブを分けて増やすことができません。
となると、もっぱら種子繁殖かというと、そうでもなくて時々高芽を花茎につけるので、これをはずして増やせます。
でも、普通は時々なのですが、このコチョウランは、100%高芽をつける遺伝子の持ち主。それどころか高芽をそのまま放置すると、その付け根からまた花茎を延ばして、花をつけて、さらにそこに高芽がついてという感じで(さすがに、それ以上放置すると親株が疲れるのではずしますが)花が2段3段についてよく増えます。
写真の株も、3段目を切り離したら、昨年開花し、その高芽からまた花茎を延ばして、今咲いているのは高芽の花です。
洋蘭は温室がないので、冬季は室内で育てていますが、安くて丈夫なものばかりなので、結構増えます。
ただ、日本のランも増えてきたので、大部分他の人に引き取っていただきました。
やっぱりウサギ小屋でラン栽培は苦しいかな。
どうして載せたかたというと、ちょっと変わりもんだから。
コチョウランは、単茎性なので、デンドロビューム(日本で言えばセッコクね)やシンビジューム(日本ならシュンランやカンランね)と違い、バルブを分けて増やすことができません。
となると、もっぱら種子繁殖かというと、そうでもなくて時々高芽を花茎につけるので、これをはずして増やせます。
でも、普通は時々なのですが、このコチョウランは、100%高芽をつける遺伝子の持ち主。それどころか高芽をそのまま放置すると、その付け根からまた花茎を延ばして、花をつけて、さらにそこに高芽がついてという感じで(さすがに、それ以上放置すると親株が疲れるのではずしますが)花が2段3段についてよく増えます。
写真の株も、3段目を切り離したら、昨年開花し、その高芽からまた花茎を延ばして、今咲いているのは高芽の花です。
洋蘭は温室がないので、冬季は室内で育てていますが、安くて丈夫なものばかりなので、結構増えます。
ただ、日本のランも増えてきたので、大部分他の人に引き取っていただきました。
やっぱりウサギ小屋でラン栽培は苦しいかな。