法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「なおすことは なおさないこと」

2020年10月02日 11時54分00秒 | 日乗

只今、zoom法音道場が終わりました。

*お念仏
*『歎異抄 11章』音読
*井戸端(語りあい)

30分の(朋朋タイム)です。

11章の音読の後、今東光師の口語訳を読んで、
親鸞さんのお手紙『末灯抄11』を紹介。

一念をはなれたる信の一念もなし。そのゆゑは、行と申すは、本願の名号をひとこゑとなへて往生すと申すことをききて、ひとこゑをもとなへ、もしは十念をもせんは行なり。この御ちかひをききて、疑ふこころのすこしもなきを信の一念と申せば、信と行とふたつときけども、行をひとこゑするとききて疑はねば、行をはなれたる信はなしとききて候ふ。また、信はなれたる行なしとおぼしめすべし。

これみな弥陀の御ちかひと申すことをこころうべし。行と信とは御ちかひを申すなり。あなかしこ、あなかしこ。

いのち候はば、かならずかならずのぼらせたまふべし。

   五月二十八日           (花押)

 善信房御房 御返事

専信坊、京ちかくなられて候ふこそ、たのもしうおぼえ候へ。
また、御こころざしの銭三百文、たしかにたしかにかしこまりてたまはりて候ふ。

 [建長八歳丙辰五月二十八日親鸞聖人御返事」


井戸端は、昨日に続いて、「ベートーヴェンと親鸞」の話題。
話題提供者の小林さんに、素直な実感を書いてくれるように、皆さんからの依頼。
また、(自然法爾)に関連して、
岩本さんが、以前読んだ本から、あるドクターの言葉を紹介してくれました。

「なおすことは なおさないこと」

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