蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

福島県矢吹町2

2011年04月03日 | 2011東日本震災
矢吹町の高橋さんは、始めたばかりのそば処「閼伽」もご実家も失いました。

割烹食堂を営むご実家は店と住まいが隣接していましたが、まず店部分が損壊し、
その後住まいも取り壊しとなりました。

上左:お店部分が取り壊され その後住まいも壊し失いました 
上右:住まいの玄関。余震ごとに亀裂が大きくなってきます
中左:階段から上はすべて瓦礫と化しました 
中右:二階の廊下です。二階部分の部屋は全て壁が落ち、奥は突き抜けました。
下左:父の寝室です。父は昨年、私がお店を開店して2ヶ月後に亡くなりましたが、生き
ていたら大変なことになっていました。
下右:父の書斎です。奥の窓ガラスが外に飛び出してしまいました。


すべて高橋さんから送られてきた携帯電話カメラの画像です

町の全壊戸数は今わかりませんが、規模の違いこそあれ住宅を失った方々の哀しみは、
想像できても経験した人でないと、とうてい実感できません。それが情けないです。

参考:4/1更新の役場ホームページから
○住宅等の建物被害(3/23 15:30現在)

 ・住宅全壊  60件
 ・住宅半壊 226件
 ・一部損壊 2,135件
 ・作業場全半壊 241件

○人的被害
 ・重傷者  1名
 ・軽傷者  6名

○水道断水は現在98%まで回復

主に農産物の風評被害が大きいようです






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