蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

矢吹町とサールナート1

2011年04月03日 | 2011東日本震災
福島県矢吹町の善郷(ぜんごう)小学校生徒と町の皆さまとご縁ができたのは今年2月。

小学生達が貧しい子どもたちのために文具、衣類、タオルなどを集め、2月5日郵便局から船便で発送して下さった。
送り先のひとつインドは、サールナート法輪精舎日本寺あてに。


町上げての取り組みに地域紙2社が掲載した

そして震災3月11日をはさんで、25日サールナート日本寺に到着した。

『3月28日(月)急拵えの善郷小学校卒業式が行われる運びとなり、ぎりぎり皆さまに到着の報告ができました。
今矢吹町ははしんどい状況だけど、以下のメッセージが心を一つにする何よりの支援につながる』と高橋さんはいう。

早速サールナートの日本寺・後藤住職からお礼のメッセージ:
『初めに災害のお見舞いを申し上げます。
25日お荷物を拝受いたしました。誠に有難うございました。

インドの学校制度では、10年生と12年生には国家試験があり 今年から私の学校が試験会場に選ばれ、
いま一般生徒は休みです。学校が始まりましたら生徒配ります。
特に貧しく学校に行けない子供たちのための日曜学校でも活用させて頂きます。

災害に遭われまして大変でしょうが 昔から日本には『災いを転じて福となす』という伝統の精神があります。どうぞ頑張ってください。  
私の小学生時代に戦争に負けて 東京は焼け野原になりましたが 日本人の勤勉さによってまもなく復興し 
戦前より良い国になりました。 
災害を乗り越えて、よりよい町になりますように、生徒のみなさまも協力して頑張ってください。
印度からお祈りいたしております。

誠にありがとうございました   後藤 恵照』


震災後、荷物の品々は被災者にとってのどから手が出そうなほどの貴重なものとなりました。

私事ですが
ささやかなご支援を申し出ましたが、「町役場、学校サイドで不足している物品リストを現在作成中です」とのことだった。

ボランティアは「必要としている人がいるから出来る人がお手伝いをする」
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