北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

【番外編】 1/8 サイレント・ランニング Silent Running ドローン3体

2009年07月13日 14時28分22秒 | 
突然ですが、番外編です。AFVと全く関係ありません。あしからず。
懐かしい物を発見したので興味のある人だけご覧下さい。
今から15年ほど前に作ったSF映画「サイレント・ランニング」に登場するドローン(ロボット)3体です。

映画は知る人ぞ知るその筋では有名な映画で、70年代のアナログテイスト溢れる古き良きSF映画です。
この中に登場する3体のロボットが実に可愛いらしい。愛くるしい。いじらしい。
こいつらを見るだけでも一見の価値のある映画です。
映画を知らない人で、詳しい内容やDVDに興味のある人はネットで調べて下さいな。

んで模型の話し。
キットは海外のレジンキットで「POSIGRADE CREATIONS」なるメーカーの製品です。まったく聞いたことの無いメーカーですが、この手のジャンルでは有名なのでしょうか?
こいつらが大好きな私は、ある輸入ガレキ専門店の雑誌広告でこのキットの存在を知り大喜びしながら通販でGETしたもんです。
3体セットでなく、1体づつ別売りのレジンフルキットですから、合計で結構な値段だったと記憶してます。
内容は、なかなか丁寧なインスト、塗装指示、完成見本のカラー写真、ドライデカールなど、なかなかちゃんとしてます。

当時は模型に出戻り前で、模型知能レベルは小学生並み。レジンキットの製作イロハなど知るはずも無く、今考えるとかなり掟破りな製作法で良く完成したもんだと思ってしまいます。
まずレジンキットの最初の壁、度派手な湯口。ノコギリや紙ヤスリでレジンの粉まみれになりながら、どえらい日数をかけて成型したのを思いだします。当時は良く肺が痛んでせきが良く出ました。まったく知らないってことは恐ろしいです。今は治りましたけど。
塗装も「サーフェイサーを吹いて下地を作って…」なんて全く知りません。離型材の上からいきなりタミヤアクリルを筆塗り。それも濃いやつを。最初は当然はじかれますが、何ではじかれるのかも知らず、強引に何度も重ね塗り。結果ちゃんと色がつきました。以外と15年たっても剥がれなど皆無です。
当然ウォッシングや済み入れなんてことも知らんのでシャドー部分は基本色に黒を混ぜた色で書き込む作戦。ひどい話しです。まったく。

自分の手でもう1セット手に入れてリメイクしたいキットNo.1ですが、箱にはおもいっきり「Limited Edition」の文字が…。もう2度と手に入らないのかも知れませんね。

技術や知識、雑誌のHow to記事が無くても、愛情があれば必ず完成するってことをしみじみ感じた夏の日でした。











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