北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

Sd.kfz.10/5 fur 2cm Flak38 (2)

2012年07月02日 18時27分06秒 | 大戦ドイツ





やっとこさ完成です。
1tハーフなんで小さな車輌なんですが、こちゃこちゃと入り組んでる所が沢山あり
塗装にも以外と時間がかかりました。








今回こだわってみたエンジンルームです。
この辺のディテールはレストア車輌なんかだと、新しい部品に置き換わってる部分が多くて
現存車輌のディテール写真は車体ごとに結構違いがあります。
こっちも雰囲気重視でやってますのであまり参考になさらぬように。




運転席はデカールが多数付属していて見応え十分に仕上がります。





「しょぼーん」としてる兵士はロシアのガレージメーカー「スターリングラード」のレジン製フィギュア。
アルパインのように繊細ではありませんが、なかなか味のある造形が魅力的です。
本当は背中にライフル等を背負っているので背中に凹みがあります。
ラフな感じにするために、ライフルをわきへ置いて、背中はエポキシパテで修正しました。
ライフルはフィギュアにも付属しますが、ひん曲がってましたのでドラゴンのキット付属のものです。
塗装はいつものようにアクリル中心でベースを塗ってから、仕上げはほとんど油彩で行ってます。
当初フィギュアはリーズナブルなドラゴンの物を考えていたのですが、
小さな車輌に規格外の大男っぷりはアンバランスこの上なく、仕方なくこっちにしました。

手前の弾薬ケース3つはライオンロアのエッチング製。
これには空薬莢も付属しているのでデッキにバラまきたかったんですが、
砲に薬莢受けネットがあるのにそんなことにはなりませんよね…。残念。




後ろのシートには地図とマップケースを追加してみました。
地図はトライスターのフィギュアのボックスに印刷されてるもの。マップケースはドラゴンの装備品から。
マップケースは当然閉じた状態ですので、削って修正してから鉛シートで開いたフタを、エッチンングのジャンクパーツからベルトを作成。
ペン類は伸ばしランナーで再現しました。




塗装してから脚廻りを合体したら、見事に前輪が浮いてしまいました…。これから作る人は気をつけてくださいまし。

いろいろ問題点もありますが、今回はこいつを連れて北海道AFVの会に初参加させていただきます。
どうかお手柔らかに。