北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

オペルプロバガンダ観光バス ロードツェペリンエッセン Opel Blitzbus Strassenzepp Essen〈1〉

2013年12月28日 17時46分52秒 | 大戦ドイツ




さてお次は少々目先を変えて、東欧ウクライナからはるばるやってきた、
ローデンの1/72オペルプロバガンダ観光バス ロードツェペリンエッセンを作ります。
普段は1/35ばかり作っているので1/72スケールは初めてです。
1/72と言ってもバスですから結構デカいです。こんなもの1/35で出されたら逆に迷惑かも?

さて、このロードツェペリンエッセン号ですが自分はキットを見るまで存在すら知りませんでした。
何でも1930年代のドイツのバスで、ドイツ自動車産業の宣伝や、ベルリンオリンピック時には外国人の送迎にも使われたようです。
確かに座席配置は変わっていて、1人用のシートが二列になって斜めに窓側を向く配置です。一番後ろはかなり広そうなボックス席風。
シャンパンを入れる冷蔵庫も完備していたそうな。
とにかくフロントの強烈な面構え、全体のスタイリッシュなフォルムに惚れました。









部品はこれで全部です。
それにしてもペラペラのフイルムを切り出して窓にするようですが…。大丈夫か、これ?
ヘッドライトもクリアパーツを入れたいところですが。







細かなパーツはなかなか繊細に出来ていていい感じですが、肝心の車体パーツのランナーは明らかに他より成型状態が悪く
危険な香りがプンプンします。いわゆる東欧の香りとでも申しましょうか…。
それにしても強烈なフロントグリルですねー。
最近の車はどれも似たり寄ったり。どっかのメーカーでこれくらい個性的な車出してくれんかのう。

さて本格的な作業は年明けからになりそうですが、なんとか完成させますよー。
なんせこいつの完成品は全然見たことありません。それだけに力を入れて作りたいですね。

では来年も気長にお付き合い下さいませ。皆さんよいお年を。

III号突撃砲G型 -液化ガス燃料車- Sturmgeschütz III mit Flüssiggasantrieb(2)

2013年12月14日 20時57分23秒 | 大戦ドイツ







すっかり年末ですなー。
仕事はもう年明けのものばかりになってきて、気分的にはクリスマスも正月も終わった感じです。
ベース、タイトルプレート無しですが、今回は完成ということで。
ダークイエローベースの車輌に強めにグラデーションを付けたのは今回が初めてですが、なかなかいい感じです。
一番暗い色はタミヤアクリルのダークイエロー生の色。そこからホワイトで明度を上げていって3段階にグラデーションを付けました。
いつものことですが、最後に吹く一番明るい色は「おいおい、打丈夫かよ」ってくらいに明るくしても、半つやクリアーでコートすると自然に馴染んでくれます。








訓練車輌ということでいつもより派手に剥げを書き込んだつもりですが、写真で見るとあまりそんな感じじゃないですね(汗)。





この車輌、ガスボンベよりやたらと多い予備履帯のほうが目立ちます。
履帯は予備も含めて全部ラッカーのセミグロスブラックを塗ってからアクリルのバフ→アルコール落としで仕上げてます。




消火器にはH Stoneのデカールを貼ってみました。いい感じで精密感が出ますね。




マフラーは、今回はサビ控えめ仕様で。




ガスボンベは消耗品だと思われますのでダメージも少なめ。




アルパインのフィギュア。彫刻が良いと塗り易いですなー。
ブラックで黒目を入れてから、周りを残して中心にブルーを入れましたが、肉眼じゃ見えないです…。
ま、いっか。所詮自己満足の世界ですから。

ところで、今回は久々にやらかしました。完成したと思って眺めている時にとんでもないことに気付きました。
なんと!履帯が左右逆じゃないかー!!ボケー!
塗装後に車体に組み付ける時に「ん~、なんかたるみの部分が合わないぞ??さては無駄に時間が経ったんで変型したな~」。
この時点で普通は気づくのですが、今回は塗装に無駄に時間が掛かった→変型してるかも知れんという思い込みが先行してしまいました。
強引に組みましたが、今考えればピタッと合う訳がありません。
しばし呆然としていたところ、かみさんが一言「大丈夫だって。誰も気付か無いから」だと。完全にマニアをなめてます。
兎に角、一度接着した履帯をひっぱがして付け替えることに。剥がして上のブロックを引き抜くのは簡単でしたが…。
また上のブロックを滑り込ませるのがひと苦労。なにせドライブスプロケットはガッチリ接着されて回るどころかびくともしません。
悪戦苦闘しましたが、どうにかこうにか修正できました(塗装のリタッチという手間も発生しましたが)。

見る人に気づかれなければいいという問題じゃないですよね。そもそも自己満足の趣味の世界ですから、
自分が納得出来るかどうかが一番重要だと思うわけです。