北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

Steyr RSO/01 トラクター(1)

2011年02月14日 16時34分26秒 | 大戦ドイツ


地味なアイテムですが、RSOトラクターです。
もちろんイタレリのご長寿キットです。
キャビンの形が大好きなキットですが、組むのは今回が初めてです。
突然ドラゴンから7.5cmPaK40/4搭載型が発売されて慌てて作ることにしました。

古いキットですが、今だに現役だけあって良く出来てますね。
さすがにゴムキャタピラは辛いので、モデルカステンに変更します。


今回、一番悩んだのはフロントグリル。グリルのど真ん中にでっかいヒケが…。
良くある格子状のものなら、あまりものエッチングで対応可能ですが、
ストライプ状のグリルなのでなかなか流用が利きません。
キットには上から被せるカバーのパーツもセットされてますが、実車ではあんまり付けて無いみたい
(付けてる写真もあるにはありますが)なので、カバー無しで完成させたいところ。
結局、グリル部分をくり抜いて裏側から0.4mmのプラ板を貼って、
その上から0.25×0.5mmのプラ材をグリルの幅で切りだして1枚1枚接着しました。
ノテックライトは定番のタミヤの物を流用。


ソフトスキンで、しかも小さい車輌なので装備品も少ないです。
スコップもタミヤの物。つるはしは流用パーツが無かったのでキットの物です。
留め具はアベール、ライオンロアから。


ジャッキもタミヤの物。留め具はタミヤの物とプラ材で。モデルカステンの三角型ストッパーを接着。
車間表示灯もタミヤです。


荷台の可動部分にシャフトをプラ材で追加。
車体の工作はだいたいこんなもんです。


脇役フィギュアは2人。
運転席から身を乗り出すドライバーはハンガリーのレジンメーカー「ザ・ボディ」の物。
方向を指さしで指示する兵士はドラゴンの「ドイツ冬期装備歩兵(レニングラード1943)」の中の1体。
着膨れしてるとわ言えドラゴンでかいなあ…。並べるとまるで大人と子供です。
ドライバーはほとんど車内に隠れるし、まあいいか。
ちなみにドライバーの足が運転席のレバーの基部に干渉するので
足首から下を叩き切って使うことに。足元なんて見えないでしょ。たぶん。


荷台には荷物を満載するつもりでおります。
バーリンデンのストックを中心に食い物系でまとめます。
目玉は右側のジャガイモ。オランダのメーカー「Reality in Scale」の物です。
造形もさることながら、麻袋に印刷されたマークを再現するデカールが付属してます。
イモ好きにとっては嬉しい配慮でございます。

当然ベースは雪景色になるわけでして、
札幌に雪があるうちに完成させて、久しぶりに野外で撮影したいと思っております。