北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

Pz.Kpfw.III Ausf.J

2008年03月03日 09時50分42秒 | 大戦ドイツ
いやはや、ご無沙汰でした。札幌の今年の冬は雪が少なくていいなーなんて思ってたら、2月になってからとんでもないドカ雪の連続! 道路はツルツル、でこぼこ、吹雪で視界ゼロ。そんな訳で映画「恐怖の報酬」のようなスリリングな毎日を送っております。そんな訳で仕事終わったのに事務所に閉じこめられるなんてことも…。夜になってから車を雪の山から掘り出して、大渋滞の中を自宅までたどり着いて、次の朝方また逆から同じことを繰り返すくらいなら事務所に泊まったほうが楽なんすよ。まじで。幸い事務所に1人きりの個人事業主ってことも幸いです。しっかし千歳の方では道路で立ち往生した車が百台くらい雪に埋まって道路も通行止め。雪に埋まった車内で夜を空かした方はさぞかし恐ろしかったでしょね。こんなことあるんですね。長年北海道に住んでますがこんな事なかなかありませんぜ。北海道でこのありさまですからソ連の冬はもっと恐ろしかったことでしょう。そんな冬の恐ろしさを実感した所でIII号J型東部戦線です。
キットはもちろんドラゴンのスマートキットです。ドラゴンのキットはディテールは素晴らしいけど組みずらかったりってこともままありますが、これはいい感じですねー。何のストレスもなくスラスラ組めます。手を入れたのは工具類のクランプをエッチングにして、左右ライトのコード類を追加、後部上面の牽引ロープ留め具をモデルカステンのIII突ディテールアップパーツに置き換えたくらいですね。雪は恐ろしいのでフリウルのヴィンターケッテを履かせました。これで乗組員も安心です。
塗装はアクリルのジャーマングレーを基本塗装にして、ツヤ有りトップコートで保護。その上からハンブロールのホワイトを吹いて溶剤で拭き取って冬季迷彩が流れ落ちた可哀想な状態に。ちょっと調子に乗って落としすぎたかも…。まあ、これはこれでいいやと強引に自分を納得させて進みます。再度トップコートを吹いてウォッシング、細部塗装。最後に薄く溶いたニュートラルグレーでオーバーコートして落ち着かせます。
フィギュアは平野さん原型のコート姿と田宮の何かに付属してた車長を「TANK」のヘッドにすげ替えて製作。「TANK」のヘッドは相変わらず凶悪な顔をしております(塗りのせいか?)。クソ寒い平原にいるんだからにやけてる余裕なんかないか。そういう事にしましょう。それで納得して下さい。すいません。
ベースは以前作ってお蔵入りになってた地面をリサイクル。「ロシアの大地色」で着色してから重曹をふりかけ水溶き木工用ボンドで固めます。足廻りに付いた雪はモデリングペーストをちまちま塗りつけてます。
で、いつものようにブログ用にロケに…と思ったら吹雪の週末が多く結局こんなに時間が経ってしまいました。夏に行ってた場所は雪でうもれて悲惨な状態に。今回はモエレ沼公園でロケしました。ガラスで出来たピラミッド型の温室のような施設があります。案の定中は日が当たってポカポカ。大半はこの中で撮ってしまいました。へタレですいません。バックに網の目のような窓枠が写ってますが気にしないで下さい。気にせず模型だけを見て下さい。いいですね。お願いしますよ。