北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

1号戦車F型(VK1801) (1)

2008年06月24日 17時04分46秒 | 大戦ドイツ
ちっこいくせに恐ろしく重たい1号Fです。1号戦車の派生型と言いながらまったくの別物。マジノ線を強引に突破するためにこれでもかと装甲を厚く作って、武装は機関銃2丁だけ。まさに歩兵の道を作るためだけの戦車です。しかも本来の目的に使用されず、東部戦線に飛ばされたらしいです。全部で30両しか作られなかったのも納得です。こんな変な車輌がたくさんあるのもドイツ物の魅力的なところです。
とりあえず車体だけは完成したので一度アップさせていただきます。いやー、ひさびさの東欧メーカー、アランホビーのキットですよ。ロシアですよ、ロシア。ロシア人は相変わらず大ざっぱな仕事してますよー。キット自体は発売から結構たってますんでいたしかたないか…。さすがに最近のドラゴンなんかのキットと比べると、ブルーレイと映画館で盗み撮りした海賊版ビデオくらいの解像度の違いがあります。なんせ装備品など細かいパーツはことごとく辛い出来で、思わず目頭が熱くなります。涙を拭きながらジャンクボックスを漁って流用出来そうなパーツ集めからはじめます。そんな訳で装備品は全部ドラゴン、タミヤのものと差替え。他にアベールのエッチングとカステンのキャタピラを用意。製作を開始しますが、そんな訳でちっこい車輌のくせにやたら手間がかかります。そのくせ車体の箱組なんかはヌキテーパーを処理してしっかり仮組みしてやるとビックリするほどカチッと決まります。土台はしっかり作って細かいところはいい加減なのがロシア人の国民性なのか?
ちまちまヒケをパテ埋めしたり、なんだかんだ手間はかかりますが模型本来の楽しみを味わうことが出来たような気がします。手間がかかった分愛着もわきます。まさに出来の悪い子ほど可愛いってやつですね。

そんなことよりEURO2008。個人的に一押しだったオランダがロシアに負けました…。くそー、ヒディングめっ。そんなことしたらEUROが面白くなくなるだろ!いいかげんにしてくれんか。変なガッツポーズもやめてくれ。しかも昔にくらべてマイナーチェンジしてるし…。眠い目こじ開けて見てる所にあのガッツポーズは効きますね。殺傷力大です。不快指数も100を軽く越してます。そんなに番狂わせ演じたいならコンサドーレの監督やってJ1で優勝させてみろ。出来ないだろ、ざまーみろ。
以上ロシアつながりでした。















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5 コメント

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はじめまして。 (まさ)
2008-07-14 20:50:38
初めまして、時折拝見させていただいておりますが初カキコさせていただきます。

アランのこのキットは以前、買おうか買うまいか結構悩んだ記憶がありますよ~

シュリンクかかってて中身が見れませんでしたので(w いつかは私も東欧キットにチャレンジしてみたいものです。

ではまた遊びに来ます!
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>まさ様 (kumaposo)
2008-07-15 10:14:54
初めまして。
ブログ拝見させて頂きました。丁寧かつ繊細な作風で参考になります。特にハゲチョロの書き込み方にセンスの良さを感じます(リアルなハゲチョロって結構難しいんですよね…)。
確かに東欧キットは勇気いりますよね。でも魅力的な車両が多いのも事実です。愛があれば完成します。必ず。
忙しくて更新が遅いですが気長におつきあい下さいませ。
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Unknown (まさ)
2008-07-15 21:05:09
東欧キットは噂を聞くだけでビビッてしまいますね、でも結構楽しそうでもあります(w

>ハゲチョロ
日頃目にする重機や社屋の鉄製の階段なんかを参考にしてますが、色々と試行錯誤中です。

あと勝手ながらお気に入りリンクに追加させていだだきました、よろしくお願いします。
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Unknown (ロペ)
2020-07-09 12:38:12
懐かしいですね~アランの1号F
何年も前に作りましたが、凄まじい!の一言でした。
(もう、処分してしまいましたが・・・)
部品のアワセがグダグダで、パテとプラバンで継ぎはぎだらけになりました。
履帯を連結可動のものに替えたのですが、この部分がいちばん楽でしたと思える程の(1コマが大きいのと枚数が少ないので)キットです。
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Unknown (kumaposo)
2020-07-10 08:05:11
古い記事に突然のコメント、どうもです。
東欧のキットは地雷が多かったですね!
最近のは良く解りませんが、進歩してるんでしょうか?

確かに履帯は組むのも楽ですね。
小さい車体に大きな履帯が妙にカッコいいんですよ。
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